DMMグループの一番深くておもしろいトコロ。
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アフリカ便り~急成長する『DMM.Kenya』ケニア人マネージャーから見た日系企業の印象とは~

DMMグループの一番深くておもしろいトコロ。

すっかり寒くなってきましたね!アフリカ部のひかこです!

前回のアフリカ便りで取り上げた松﨑冬華が現地で立ち上げたDMM.Kenyaの続報です。

 

DMM.Kenyaは現在、ケニア・ナイロビに事務所を構え、現地美容サロンに向けて、手軽にネイルを楽しめるデジタルネイルプリンターを広める美容ビジネス「DMM.Biyo」を本格的に展開しています。

「アフリカの女性の美容市場を耕し、カルチャーを創造する」をキーワードに掲げ、現地の美容市場で着実に存在感を示し始めています。

海外での事業立ち上げの繁雑さに加えて、ケニアでは大統領選挙の混乱が長引き治安が悪化していることなどの問題が重なり、当初の予定どおりに物事が進まない逆境にありながら、ディレクターの松﨑を中心に、前向きに事業を進める現地スタッフ6名。

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今回は、そんなDMM.Kenya唯一の男性スタッフであるマネージャー、ジェームスに入社までの経緯や働きだしてからの感想を伺いました。

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ケニア人スタッフから見るビジネスのこと、そして日本への印象とは—

ー以下英語でのやり取りのため翻訳してお伝えしますー

Q1. 自己紹介をお願いします。

 

私の名前はジェームスです。今年で29歳になります。

ナイロビビジネス大学の商学部を2011年12月に卒業しました。ケニア銀行にてバンキングセクターで働いた後、外資系メディア関連企業で5年間様々なポジションを経験し、リージョナルマネージャーになった後、現在はDMM.Kenyaで働いています。

 

Q2. なぜDMM.Kenyaに応募しようと思いましたか?

 

私はケニアの企業より、外資系の大きな企業で周りを巻き込み、規模が大きいプロジェクトに挑戦することに興味がありました。DMM.Kenyaはケニア国内の美容業界に今までにないテクノロジーを導入しようとしている企業なので、自分の望む挑戦ができ、かつ今までの経験が活かせると思って応募しました。

 

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Q3. DMM.Kenyaで働いてみて感じたことを教えてください

 

まだDMM.Kenyaで働いて短いものの、冬華ディレクターと一緒に働く環境に満足しています。冬華ディレクターは私たちをチームとして成長させつつ、気さくに自分の考えを伝えてくれますし、風通しの良い会社だと感じています。また時間厳守など、企業が成功するにあたって必要な要素を学んでいます。

 

Q4. 働き始める前と後で、日本や日本企業に対しての印象は変わりましたか?

 

DMM.Kenyaで働く前は日本は車や重工業のイメージしかありませんでしたが、日本企業で働くことで日本の製品やサービスをより意識するようになりました。ケニアはアフリカ大陸で急成長を遂げている国で、日本のような先進国に追いつくように努力しているので、国外から入ってくる新しい技術や製品は歓迎です!そして日本企業には、アフリカ市場で生き残るポテンシャルが大きくあると感じました。

 

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Q5. 日本の企業で働いている経験をもとに、日本で勉強するアフリカの学生にアドバイスがあればお願いします

 

ケニアを含めたアフリカ各国では毎年、アフリカの外で勉強させるために人を送り出しますが、教育課程を修了しても修了証明書や学位だけを持って国に帰って来る人がいます。でも、それはとても”もったいない”ことですよね。国を代表して日本に留学する学生には、卒業証書だけではなく、日本企業で働いてみてそこでしか得られない体験を自国に持ち帰ることを期待したいです。

 

最後に

いかがでしょうか?現地で働く社員は、新しいテクノロジーをケニアに取り入れビジネスをするという松﨑の挑戦に共感し、楽しみながら仕事に取り組んでいるようです。日本とは文化や習慣という点でこそ違いますが、自国にはない技術を持ち込んでビジネスに挑戦するスピリットは共通できるもののようです。立ち上げたばかりで大変なことも多いDMM.Kenyaですが、今後も事業を拡大させてアップデートしていきます!

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次回のアフリカ便りでは、国を変えてルワンダ拠点で最高財務責任者を務める社員を紹介します!

 

DMM.Africaでは、アフリカのみならず世界各国で事業を立ち上げ、運営を担う将来の事業責任者を募集しています。

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