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<p>はじめまして、インフラ部の岩﨑です。 先日、2018年7月24日～26日にサンフランシスコで開催されたGoogle Cloud Next &#39;18 に参加してきました。<br />
Google Cloud Next &#39;18は、GCP、G suiteなどの新機能紹介や利用企業の実例紹介が行わるイベントで、サンフランシスコ、東京、ロンドンで開かれます。<br />
本記事では、今回のカンファレンスで興味深かったセッションをいくつか簡単に紹介したいと思います。</p>

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<h3>Managing Across Hybrid IT Environments with Open Architectures</h3>

<p>動画：&nbsp;<a href="https://www.youtube.com/watch?v=w4rkYV4Chfw" target="_blank">https://www.youtube.com/watch?v=w4rkYV4Chfw</a><br />
参考：&nbsp;<a href="https://cloud.google.com/gke-on-prem/" target="_blank">https://cloud.google.com/gke-on-prem/</a><br />
Keynoteで発表のあったGKE On-Premの利用モデルと実際に利用されているアーキテクチャ、またGKEへのCluster追加のデモが行われたセッションでした。<br />
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デモ内容は、ローカルのKubernetesでGKE Connect agentを動かすことでGKE側にWorkload状況やスペック情報が取得されるといったものでした。<br />
また、ローカルのKubernetes側のIPアドレスがそのまま利用されてデモサイトへアクセスしていたので、ロードバランサーとの連携などについてどうなるかが気になるところでした。</p>

<h3>Best Practices from Google SRE: How You Can Use Them with GKE + Istio</h3>

<p>動画：&nbsp;<a href="https://www.youtube.com/watch?v=XPtoEjqJexs" target="_blank">https://www.youtube.com/watch?v=XPtoEjqJexs</a><br />
Istio自体の話のほか、Golden signalsにおいて何をモニタリングする必要があるか、またそれをどのように生かすかについてのセッションでした。<br />
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Golden signalsにおいて異常検知指標はLatency, Errors, Traffic, Saturationを用いるのが良いということでした。<br />
個人的に興味深かったのが、アプリケーションを問わずにIstio + Stackdriver を利用することでSLI監視とSLO定義を実施できるのが非常に便利だと感じました。<br />
また、KubernetesでCanaryReleaseを行うためIstioでの重み付け機能の紹介もされていました。<br />
&nbsp;</p>

<h3>Cloud Load Balancing Deep Dive and Best Practices</h3>

<p>動画：&nbsp;<a href="https://www.youtube.com/watch?v=J5HJ1y6PeyE" target="_blank">https://www.youtube.com/watch?v=J5HJ1y6PeyE</a><br />
このセッションでは、GCPで利用が可能なLoad Balancerの適切な使い方と挙動の説明が行われました。<br />
Global Load Balancerは挙動としてはGSLBに似たもので、一番近いリージョン内のゾーンの中でラウンドロビンするようですが、そこは世界中にPOPを持つGoogleならではの仕組みでした。<br />
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他にも、KubernetesへのLoad Balancingに関してNEG（Network Endpoint Groups）という Load Balancerが紹介されていました。<br />
このNEGシステムを利用すると、今までのデータフロー（フロントにあるLoad Balancerから各Nodeに送られ、そこからさらにKubernetes内のProxyが適切なノードにあるPodに転送）が変わり、直接Podへ転送することで無駄な内部通信を減らすことができるようになるというものです。<br />
<br />
NEGに関しては下記のセッションにて詳しく説明がありましたので、リンクを張っておきます。<br />
<a href="https://www.youtube.com/watch?v=ficroL6bS-w" target="_blank">https://www.youtube.com/watch?v=ficroL6bS-w</a></p>

<h3>おわりに</h3>

<p style="text-align:center"><img alt="" height="525" src="https://image.dmm-corp.com/m5zkeqaxbx3vcptx5oy7qldebq3z" width="700" /></p>

<p>Google Cloud Next &#39;18を全体的に見ると、Hybrid Cloud、Kubernetes、Machine Learningというのが強く打ち出されていると感じました。<br />
個人的には、オンプレミスとクラウドを両方を利用するための連携を進めるうえでKubernetesが非常に有用なツールになると思いました。<br />
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紹介したセッションのほかにも、実際に利用されている企業のセッションにて躓いた部分やチューニングのポイントなどの話を聞けてとても貴重な時間でした。紹介しきれなかった動画に関しても、以下にリンクとして載せておきます。<br />
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動画：&nbsp;<a href="https://www.youtube.com/user/googlecloudplatform/featured" target="_blank">https://www.youtube.com/user/googlecloudplatform/featured</a><br />
動画：&nbsp;<a href="https://www.youtube.com/channel/UCTMRxtyHoE3LPcrl-kT4AQQ/featured" target="_blank">https://www.youtube.com/channel/UCTMRxtyHoE3LPcrl-kT4AQQ/featured</a></p>

<h3>採用情報</h3>

<p>現在、DMM.comでは、エンジニアメンバーを募集しております！　興味のある方はぜひ下記募集ページをご確認下さい！</p>

<p><a href="https://dmm-corp.com/recruit/engineer/">https://dmm-corp.com/recruit/engineer/</a></p>


Google Cloud Next '18 San Francisco 参加レポート

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