こんにちは! 金沢南デザインのマルシオです。
DMMの創業者である会長の亀山敬司。メディアに登場することも多く、その歯に衣着せぬ印象的な発言から、存在をご存知の方も多いのではないでしょうか。
そんな亀山会長が、社内イベントで金沢にやってきました!
今回の記事では、メディアや講演会では聞けない!? 亀山節をおすそわけします。
始まりは「椅子動かして〜」
今回の会長来訪の目的は亀山塾の開催。
亀山塾はDMMの東京オフィスで定期的に開催されている社内勉強会で、所属や役職に関わらず全従業員が参加可能。新卒でもアルバイトでも、実践的なビジネスマインドを会長から直接学べるチャンス! なのです。
会場は南町オフィスのフリースペース。
こんな感じで椅子を配置していたのですが、
席に着くやいなや、

会長をぐるっと囲むように座り直し、亀山塾のスタートです。
なんでもアリのトークセッション
今回の金沢南町の亀山塾は、参加者からの質問に会長が回答するフリーディスカッション形式。入社1年目の若手デザイナーからも積極的に質問が挙がっていました。
会長の回答を抜粋していくつかご紹介。
企画を考えるコツは?
:アプリでもデザインでも、とりあえず形として見せられるものをつくるのが一番手っ取り早い。
知識はネットで探せば出てくるし、知りたいことはほとんどスマホに入ってる。結局実践でやるしかないんだよ。
実現するかしないかの違いって、やろうと思うだけか実行するかだよ。
DMMアカデミーってどんなことやるの?
:未来のための「人への投資」として、将来的にうちの会社でも他の会社でも活躍できる人材を育てたい。
アカデミー生の中には面白い人間、変わったヤツもいるだろうし、色んな部署に放り込んで科学反応が起きてくれたらいいなと思ってるよ。
今、気になっているサービスは?
: 最近はアニメのコンテンツを海外に売り出していきたいかな〜と思ってる。
でも、面白いサービスは若い人のほうが知ってるんじゃないかな? みんな最近何が気になってるの? 俺に聞いてる場合じゃないよ(笑)。
南町オフィスの印象は?
:思ったよりも、オッシャレ〜って感じ。
もうちょっとダサめなイメージで来たから(笑)。
会長節、炸裂ですね。まさに何でもアリです。
「石川で東京並みの仕事ができたら、最高」
ディスカッションは60分にもおよび、石川で働くことの醍醐味を感じさせてくれるお話もありました。
: 石川で開発したものを世界で売ることができる時代。
つまり、外貨を世界中から獲得できるっていうこと。
地元に貢献できるし、これもひとつの地方創生だよね。
DMMは石川で創業し、東京、さらには世界へ進出しています。そんな変遷のすべてを知る会長ならではの言葉。金沢で開発したものが世界で使われて巡り巡って石川の経済に貢献しているわけですね。
また、石川と東京の違いに関してはこんな回答も。
: 石川は東京に比べてのんびりしているし、物価も安い。
情報はどこにいてもネットで拾えるし、勉強だってできる。
仕事ではガツガツして、プライベートはのんびり暮らす。
石川で東京並みの仕事ができたら、最高だよね。
確かに、石川は暮らしやすい! 東京から移り住み一年、空気の流れの穏やかさは日々感じているところでもあります。
東京と遜色ない仕事をしながら、プライベートも充実させることができるなんて、やはり私は贅沢な毎日を送っていたのね……。ありがとう、DMM。
まとめ
手を挙げた人にはチャンスが与えられる会社。
なんでもアリで、日々進化していく組織。
会長の言葉の端々にそんな社風がにじみ出ていて、DMMで働いていると感じるダイナミックさの根源を垣間見た気がします。
個人的に一番印象に残っているのは「会社の成長と個人の成長は別」という言葉。
手前味噌ながら成長著しいDMM。だからといって、自動的に自分も成長できるわけではありません。
新しいこと始めよう、少しずつでも何か積み重ねよう……!
ひっそりと心に誓ったマルシオでした。
会長、お話ありがとうございました!
またいつでも南町オフィスに遊びに来てくださ〜い。