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会社のパンフには書けない、DMM五年生デザイナーの本音と建前

会社のパンフには書けない、DMM五年生デザイナーの本音と建前

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みなさま、はじめまして。
DMMのデザイナー、竹内マリエと申します。

突然ですが、デザイナーって何をする人だと思いますか?

今回はデザイナーを目指したい人、デザイナーとして改めて自身の仕事について考えたい人に向けて、
僭越ながら私が考える「デザイナーってなんだろう?」を
自身の歩みを振り返り返りながら”本音と建前”でお伝えしたいと思います。 

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入社したて、DMMデザイナーとしてのたまご期(2012年頃)

入社したのはDMMができて14年目の年。
当時、デザイン部は石川県の加賀と金沢で50〜60名ほどの規模でした。
会長や役員が東京に集い、デザイン部も東京に拠点を構えようかという時期。

私がいた加賀デザイン部は、月に一度ほどその東京から背の高いフランクなお兄さんがやって来たり、
冗談やダジャレが飛び交ったりして楽しくアットホームな職場でした。
※その背の高いお兄さんは部門で一番えらいひと(統括マネージャー)ということは、後に知ることとなる。

当時は主にサイトの更新や特設ページの作成、その時やっていたネット配信番組のアイキャッチを作ったりしていました。
いろんなサービスがあるのでいろんなデザインができたり、
誰もが知っているタレントさんの宣材を使ったりできたのが楽しかったです。 

たまご期に思っていたこと

たまご期

建前
いろんなサービスがあって楽しいなぁ。作るものもいっぱいあって、デザイナーの幅が広がるなぁ。毎日会社来るのが楽しくて、早く次の日になれー♪
本音
上記に同じ。本当に充実した日々。(嘘っぽく見えるけれど、本音) 

 

会社のスピードを体感できてきた、ひよこ期(2013〜2014年頃)

デザイン部の人数もどんどん増え、
東京への異動者が増えるなど人員配置がめまぐるしい時期でもありました。

私が所属していた加賀デザイン部では、
外部広告をより強化するべくマーケティング部と連携する外部広告制作チームが組成され、
私は自社のバナーやLP(ランディングページ)、メルマガなどの広告を作ることが仕事になりました。

広告の手法や制作スキルを習得するほか、印刷物やメルマガなど、サイト以外の制作物に関わる機会も増え、
他部署(マーケティング部)と連携して業務を行うという経験が始まりました。 

ひよこ期に思っていたこと

ひよこ期

建前
他部署と力を合わせて、一つのクリエイティブをチームで作り上げるって素晴らしい。
本音
チームで動くって何となくかっこいいし楽しいけれど、一人で何でも決められないのって大変だなぁ。他部署との連携って難しい…あれ? 部署によって考え方の傾向が違うぞ?? 共通言語が見つからない… 

デザイナーの真価に気付いた、トサカにょっ期(2015〜2016年頃) 

石川県金沢市に2拠点、東京に1拠点、総勢180名ほどの大所帯に。
専門的な部(UX部やフロントエンド開発部)も発足し、より深い知識が部内に広まることとなりました。

ひよこ期の不安要素だった遠隔の業務は、チャットやテレビ会議など
ツールで最大限のコミュニケーションを取ることで解決。

そして私は徐々に現場から離れてデザイナーを育てる日々となっていきました。
業務範囲が変わると、これまでと違って他社の方とコミュニケーションを取る機会が増えます。

多様な職域のメンバーと、さまざまな業務で関わり試行錯誤したこと、
業務のかたわら、AD(アートディレクター)として学び直す機会があったことで、
「デザイナーという業務範囲を自分で勝手に決めつけていないか?」と気づくこととなります。

事業に広く関わる一員としてデザイナーが業務にあたれるよう、体制の整備や後輩デザイナーへの指導を行っていました。 

トサカにょっ期に思っていたこと

とさかにょっ期

建前
デザイナーが関われる範囲って、すごく広い!
本音
今までは作る技術だけ磨いていれば良かったけど、それ以外のビジネス視点やいろんなスキルが必要だなー。「とにかく黙々と作るのがスキ!」というメンバーにはその概念をどうやって浸透させていけばいいのだろう? 

 トサカが生えて原点回帰、デザイナーってなんだろう?(2017年現在)

トサカにょっ期で気付いた、事業においてデザイナーが関われる範囲はとても幅広いということ。
自分自身で体感できていても、メンバーに浸透させるのは一筋縄ではいかないもの。
現在進行形で取り組んでいる私自身の課題でもあります。

どうやってみんなに浸透させていけばいいのだろうと考えていた時、
尊敬している方の一人、新米時代の上司だった女性が言っていた言葉を思い出しました。

「お金がない? じゃあ、稼げばいいじゃない♪」

シンプル過ぎて乱暴に聞こえるかもしれないけど、
その人らしく力強い言葉で衝撃的だったのを今でも覚えています。


私が思うデザイナーの業務も同じくシンプルで、
事業の課題や目的の本質を見抜いて解決策を練る(=デザインする)こと。
その解決策がサイトや広告を作ることだったり、はたまた店舗を作ったりといった形になるだけ。
クリエイティブのディテールや細かなパーツにしてもスケールが違うだけで、考え方は同じです。


DMMでトサカをにょっきり生やすことができてから、
このシンプルなロジックをようやく身をもって理解できるようになりました。

  • ルールが合わなくて現場が困ってるならルールを作り変えればいいし、
  • スキルが足りなくて自分で納得できないなら勉強すればいいし、
  • 自分の力が足りなくてどうしようもないなら周りに助けてもらえばいいし、
  • 逆に周りが動かなくて進めないなら自分が動けばいい。


これらと同じように、何をもって事業の達成とし、その目的をクリアするにはどうすれば良いのか?
デザイナーという固定観念に囚われず
“たまたまデザインすることが得意な、事業に携わる一員”として
それを考えれば良いのではないかと思うのです。

原点に回帰して考えていること

建前
グラフィックやマークアップの他にも求められることが多様化している。だからこそ、幅広いスキルを習得・発揮できるし、「デザイナー」という枠をどんどん広げることができる!
本音
「お金がないなら、稼げばいい♪」
のシンプルなロジックで、楽しいデザイナー人生を送っていきたいなー

※ここだけ読んで記事の内容を判断しちゃダメですよ。笑。