こんにちは!フロントエンド開発部の伊藤です。
今回は部として初めての試みとなる、他社との合同LT(ライトニングトーク)会についてリポートしたいと思います。
合同LT会とは?
他社とコラボレーションして行うLT会です。
フロントエンド開発を行っているエンジニア、デザイナーの方を対象とし、事前にお互いの会社に聞いてみたいことを出し合ってて、その中からテーマを選んで発表する会になります。
第一回目は株式会社ウエディングパークさんをお招きして開催しました。
イベントの目的
このイベントを開催するにあたって、設定した目的は以下の3つです。
- 外部に向けて登壇する機会を増やす
- フロントエンドに対するアプローチが異なる企業と交流することで、知見を深める
- 懇親会を通じて他社のエンジニア、デザイナーと交流を図る
1つ目は、私たち自身が部門の中で技術力向上のために自分の知識をアウトプットすることを目標としているので、それを達成するためのものになります。
アウトプットすることで、自分の持っている知識をより高めてもらうのが狙いです。
2つ目は、業務形態の違いに着目したものです。
ウエディングパークさんではバックエンドエンジニアがフロントエンド面を開発する形態だったので、フロントエンドエンジニアがいるDMMとはフロントエンドへのアプローチ方法が異なりました。
自社ではあまり体験できない開発の流れの話を聞くことにより、視野を広げてもらうのが狙いです。
3つ目は,、普段交流機会が少ない他社の方と交流することにより、刺激を受けてもらうことが狙いです。
なぜこのイベントが立ち上がったのか?
このイベントを開催するきっかけになったのは、私の友人がウエディングパークさんの技術広報をやっていたことでした。
情報交換がてら打ち合わせを行った際に、何か交流できるようなイベントができたらいいねと話が持ち上がり、お互いの会社が抱えている問題や、DMMには知見として備わっていないないものについて尋ねてみたいということ、若手社員のアウトプット力を高めたいという意見が一致し、LT会を行うこととなりました。
迎えた当日、登壇はそれぞれ次のようなテーマで行われることになりました。
まず、ウエディングパークさんには「フロントエンドエンジニアを置かない環境でいかにフロントエンド面を開発しているのか」について話していただきました。
そして、デザイナーも参加されていたウエディングパークさんに対しては、「フロントエンド開発を専門的に行っている立場から見たフロントエンド界の時流や、SVGアニメーションについて」をテーマにDMM側から話しました。
やってみた結果
お互いの聞きたいことをオーダーした形式が奏功し、気になっていたことをたくさん質問し合うことができて、また、途中で笑いもあり、和気藹々とした雰囲気の中で会を進めることができました。
登壇した方の緊張は見られましたが、クローズドなイベントだったので心理的ハードルはそれほど高くはなく、良いアウトプット経験になりました。
LT会後は懇親会も行ったのですが、そこでも自分たちとは違うアプローチでの技術導入の話などを聞くことにより制作意欲を高めることができたり、同年代の技術者と交流することにより刺激に繋げることができたりと、意義深いものになりました。
また、ありがたいことにウエディングパークさんからも、他社の業務の進め方や、触れてこなかった技術面のことが知れてとても良い刺激になったなど、好意的な感想をいただくことができました。
今後に向けて
企画当初の目的はおおむね達成できたイベントになったと思っています。
ただ、これで終わりではなく継続的に目的達成をするのはもちろんのこと、エンジニアを中心とした参加者の技術力向上のにつながるよう、第2回、第3回と続けていきたいです。
(早速ですが第2回を企画しているので、イベントが終わりましたらまたリポートさせていただきます!)
また、12月12日には別イベントとして『DMM Meetup ~DMMフロントエンドのいまとこれから~』が開催されます。
弊社のフロントエンドエンジニアがDMMの開発についてお話する予定ですので、こちらもぜひチェックしていただければと思います。