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AWS re:Invent 2018 参加レポート Day 2

AWS re:Invent 2018 参加レポート Day 2

はじめに 

こんにちは、インフラ本部の佐野です。
re:Invent 2日目を迎えて、朝6:00(現地時間)から
4K and 8K Run (https://reinvent.awsevents.com/play/run/) チャリティマラソンのイベントがありました。朝早くから大勢の方で賑わっていました。
 

DAY2 について現地からレポートしていきます。
Enjoy re:Invent Day2 !!

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DAY2 

朝8:30(現地時間)から Global Partner Summit というAWSのパートナー向けの基調講演があり参加してきました。パートナー向けの基調講演とあって、各パートナーからデジタルトランスフォーメーションの効果を中心に、AWSサービスが顧客ファーストの取り組みを行なっているのか語られていました。また、MCを務めていた Terry Wise 氏から、AWSのパートナーがとても速いスピードで増えており、デジタルトランスフォーメーションの加速により、パートナーの売り上げを拡大させているが、更にユーザーの求めるスピードに応えるためにAWSももっとスピードをあげていく必要があると、顧客目線で語っていたことが印象深かったです。そして、一昨日の Midnight Madness で発表のあった AWS RoboMaker が、来年はプレゼンしてくれるだろうと真顔で話していました。

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本日は、セッション以外にもワークショップ(ハンズオン)にも参加して、現地ならでは空気に触れて刺激を受けてきました。


Application Portablity With Kubernetes - Session

コンテナ技術を使ったクラウドネイティブ化が日を追うごとに熱量を増しています。
初日のレポートでは、Mastering Kubernetes on AWS の中で、EKSへのマイグレーションの話がありました。本セッションでは、前半は Kubernetes のポータブル化によりシームレスな環境を作る話 と 後半は VMware PKS / VMware Cloud PKS からのフルインテグレーションによりエンタープライズアプリケーションの移行をシームレスに実現できるという話でした。新サービスの発表はワクワクしますが、発表された技術がきちんと進化している話にも違ったワクワク感があります。進化の過程で新たな技術が生まれたりしますからね。


まずは、基本的な Kubernetes の説明

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ポータブル化にあっては、アプリの再構成をせずに実現することが大切とのこと。
そのためには、

 ・セキュリティの確保と管理
 ・リソースの利用とスケールの管理
 ・リソースとオペレーションコストの管理

 を考える必要があります。


VMware Cloud PKS からの移行を実現する Kubernetes を取り巻く図

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当社でもシステムのリプレイスでは、まだまだ多くのコストがかかってます。マイグレーションのハードルを下げる技術進化はオンプレミスとのハイブリット環境の最適化するための後押しになると感じました。


 

Leadership Session: AWS Security - Session

本セッション以外でも大きく取り上げられるセキュリティのセッションの一つ。Amazon Guard​Duty での継続的なセキュリティモニタリングによるコスト削減等の効果が語られていました。簡単に有効化できるので、当社でも実行に移していきたいですね。

 

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セキュリティと継続的デプロイメントについての6つのアクション

1) データを処理するシステムと人のやり取りをすべて文書化する
2) ソフトウェアがどのように作成されたかを深く理解する
3) カタログ管理、継続的な統合
4) オーナーと継続的デプロイメントを強化するための鮮明な目標を設定する
5) ソースコードからワークロードの導入を推進
6) プロセスの機密データを80%削減してシステムへの人間のアクセスを削減する

 

セキュリティレイヤで用意されているマネージドサービスの効果を見極めての導入計画が必要です。

 

Building Serverless Applications with Amazon DynamoDB & AWS Lambda - Workshop

現地ならではの体験を考えて、実際に手を動かすタイプのセッションに参加しました。
本セッションは予約を取れなかった人々の列が長く伸びる人気セッションで、私もギリギリで入ることができました。

 

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内容としては

  • API Gateway と Lambda、DynamoDB で作成された注文処理API があり、
  • そこに Kinesis Data Firehose と Kinesis Data Analytics を連携させ、分析機能を追加
  • これらを全てサーバーレスでやりきる

というものでした。

今後、同様にサーバーレスで更新処理の頻発するアプリケーションに関わるようになった際に、この構成をうまく利用できるようにしておきたいと思います。

 

 

Search at Nike with Amazon Elasticsearch Service - Session

Amazon Elasticsearch Service の簡単な概要紹介、Nike がどのようにサービスに組み込んでいるかのセッションでした。 Nike は、オンラインストアの検索に Amazon Elasticsearch Service を使用しています。プロダクト候補として Solr, Elasticsearch, Amazon Elasticsearch Service の3つがあったそうです。可用性・拡張性・運用面の手軽さから Amazon Elasticsearch Service を選択されたそうです。

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今までは、オンプレミス環境を利用していたためデプロイに2ヵ月掛かっていたところを毎日 平均 2.6回 のデプロイするほどに早くなったとのことです。オンプレミス環境のものを単純にクラウドに移すだけでなく、マネージドサービスを活用することで手間を減らし本来の業務に集中出来ることを再認識しました。他の企業がどういう狙いで、どの AWSサービスを導入して、その効果がどうなったのか、とても興味深い内容でした。

 

 

明日(11/28)は、いよいよ CEO Andy Jassy 氏の基調講演です。
どれだけの新サービスの発表があるのか、今からワクワクが止まりません。


おまけ

会場のグラフィティは、どうも毎日(?)消すようです。昨日の書き込みは消されていました。ということで、本日も書いてみました!

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