DMM.comの、一番深くておもしろいトコロ。

DMM英会話を実際に導入してみた~浦和麗明高校の事例

DMM英会話を実際に導入してみた~浦和麗明高校の事例

こんにちは!DMM inside 編集部です。

前回紹介した、DMM英会話の「高校プロジェクト」。今回は、実際にDMM英会話の導入をリードされた浦和麗明高校の山下さんにインタビューを行い、DMM英会話を導入して起こった様々な変化についてお話いただきました!

f:id:dmminside:20181031133904j:plain

山下弘修(やました ひろのぶ)
1987年4月7日生まれ。和歌山県新宮市出身。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業。筑波大学大学院教育研究科英語教育コース修了。茨城県の公立高校、長野県の私立中等教育学校、現勤務先の系列校である叡明高等学校(埼玉県越谷市)を経て、平成29年度より浦和麗明高等学校の教諭となる。教科指導部に副部長として所属し、DMM英会話などの英語教育プログラム調整に携わる。

 

早速ですが、DMM英会話を採用したきっかけは何だったんでしょうか?

 

本校ではAdapt to Changeというコンセプトのもと、急速に変化する社会に適応し、生き抜く力を身につける教育の提供を目指しており、その一環としてDMM英会話を採用しました。

大学入試改革により、英語も4技能試験への移行を開始し、特にスピーキング力養成が課題となっています。

授業にALT(Assistant Language Teacher / 英語補助教員)を導入する取り組みはよく見られますが、生徒の意欲・能力に差がある英語教育現場では有効活用できない点があると我々は考えました。

ALTの授業における生徒1人の発言時間を考えると、クラスの人数やALTにより差はありますが、50分の授業で多くても2~3分程度だと思います。

DMM英会話を授業に導入することで、全員が授業内において25分間英語で会話する時間を確保することができます。また、生徒のレベル、性格に合わせてスピーキング授業が展開できるという点にも大きなメリットを感じて採用させていただきました。

 

生徒さんからの最初の反応はどうでしたか? サービスを使い始めてからその反応は変わりましたか?

 

英語を話す時の「間違えたら恥ずかしい」という心理的な壁が、DMM英会話を導入して時間が経つにつれて取り払われていくのを感じています。

最初は消極的な生徒もいましたが、ひとたび英会話が始まると笑顔で会話する様子が見られ、「この日本語はどう表現すればいいんだろう」と真剣な表情で英語を調べる場面も増えています。

回数を重ねるにつれて声も大きくなり、「英語でどうやって伝えるか考えるから疲れるけど、とても楽しい」という感想が出ております。

 

また、心理的な壁をスムーズに取り除くことができた要因としては、次の2点も見逃せないものでした。

マンツーマンのレッスンであるため、周囲に自分の会話を聞かれないという点と、アメリカやイギリスの講師だけでなく、フィリピンなどの英語の第二言語話者の講師が多いという点です。

「アメリカやイギリスの先生にはビビッてしまうけど、母語に加えて英語を学んでいる日本人と環境が似ているフィリピンの先生だと、何か気軽に話せる」という声はとても興味深いものでした。

 

f:id:dmminside:20181031135639j:plain

ALTの授業と比べて、オンライン英会話を使った授業にはどのようなメリットがあると考えますか?

 

大きく2点あると考えます。1点目は会話時間、2点目は個別対応の自由度の高さです。

1点目に関しては先ほども触れたように、ALT1人に対して生徒30~40人の授業内において、生徒1人と会話する時間は50分の授業で多くても2~3分程度だと思います。それがDMM英会話を授業に導入することで、全員に授業内において25分間英語で会話する時間を確保できるようになります。会話時間の大幅な増加を見込める点が1つ目のメリットだと考えます。

2点目については、生徒のレベル、性格に合わせてスピーキング授業が展開できるというのがポイントです。日本人の場合、大勢の友人の前で英語を話すことに抵抗がある生徒が非常に多いと思いますが、そのような生徒もマンツーマン授業では周囲に自分の会話を聞かれることもないので、英語を話す抵抗感は和らぐでしょう。また、これも前述した部分と重なりますが、本校ではアメリカやイギリスの講師を含まない学習プランを選んでいるため、フィリピンなどの英語第二言語話者が講師となります。

例えば、フィリピンの先生の場合、同じ島国と言う環境もあるのかホスピタリティが高く、母語に加えて英語を学んでいる日本人と環境も似ていて、日本人の英語学習にはマッチしていると感じています。

 

今回、御校でDMM英会話の授業導入が実現できた背景として、どのような校内設備が貢献しましたか? デバイスや校内ネットワークについて教えてください。 

 

多数の生徒が同時通信することを可能にするため、2本の専用回線を使用することにしました。

1本を有線回線(PC室)で、もう1本を無線回線(タブレット)で使用しています。

無線回線についてはサーバーを置かず、回線障害を極力なくすようにしています。全部屋に無線LANアクセスポイントを設置していて、アクセスの集中による回線の乱れを限りなく少なくできました。

端末については、2つのPC室をリニューアルし、chromebookも導入してウェブ教材に対する機器的ストレスを軽減しています。また今年度の1年生よりタブレットを全員が購入し、PC室以外の教室でもweb学習ができるようになりました。

 

 

f:id:dmminside:20181031135729j:plain

DMM英会話で学習をすることで、将来生徒が社会に出た後、どのようなプラスがあると考えられますか?

 

大きく3点あると考えています。

まず1点目は機器操作というハード面です。時代の変化とともにワークスタイルも変化しており、テレビ会議などのテレワークもますます増えてくると思われます。そのようなワークスタイルに、高校生の頃から慣れていけるのは強みかなと思っています。

2点目は英語力の向上です。DMM英会話を導入することによって、そうでない場合と比べて確実に「英語を話す時間」は増加しています。英語を話すことに対する壁が取り除かれて、スピーキングにおける流暢さは確実に向上するはずです。

3点目はコミュニケーション面です。初対面の人とどのように会話を続けていけば良いかといった会話パターンや会話の話題、ネタを学ぶこともできると思います。もちろん英語と日本語では言語体系や文化も異なるため、英語での会話内容やパターンをすべて日本語に応用するのは不可能ですが、応用できる部分も多くあると思います。

また、普通に生活を送っているだけでは、出会って話すことのないたくさんの人と関わることができます。自分にとって心地良い講師、そうでない講師、様々な人がいるでしょうが、関わった人の種類、数が多ければ多いほど人間性に幅が生まれるのではないかと考えております。

 

ありがとうございます。最後になりますが、今後このような教育方法を使用する学校が増えてくると思いますか?

 

増えてくると思います。スピーキングというアウトプット活動を行う前に、教員がその土台作りを行う必要こそありますが、実際のスピーキング場面を確保するにはオンライン英会話は明らかに長けています。

「英語を話す」ことができるようになるためには、実際に「話す」という行為を繰り返す必要性があるのは言うまでもないですし、「英語を話す」ことへの壁を取り除く点や、「話さないといけない」環境を構築する点でも、「外国人の先生とマンツーマン」というスタイルは優れていると思います。

 

本当にそうですよね。 より多くの生徒にマンツーマン英語学習を提供できるよう、こちらも尽力していきます! 今日はどうもありがとうございました!