はじめまして。DMM.comの海外事業部の山口です。 Android・iOSアプリや、サーバーサイドでフルスタックエンジニアを目指すなかで開発をしたりしています。
さて、今回は4月8・9日にボストンで開催された、AndroidのカンファレンスであるDroidConBos 2019に弊社のカンファレンス支援の制度を使って参加してきました。以下にそのレポートを書いていこうと思います。
DroidConとは
DroidConは開発者が中心となって開催しているAndroidデベロッパーカンファレンスです。Droidcon自体は世界各国で開催されていて、これまでにイタリアやオーストリア、イギリス、ドイツなど様々国が開催地になってきました。
日程
カンファレンス自体は2日間フルで開催され、全部で約37のセッションがありました。今回のDroidconの参加者数はおよそ300人程度の規模感でした。
結構アメリカ国外からも参加者が多い印象を受けました。
ちなみに日本人はおそらく僕だけでした。
会場
ボストン中心部にほど近い場所にあるcalderwood pavilionという所で行われました。
300名程が収容出来るホールが1つと、50-100名程が収容できる部屋が3つありました。
まずは、DroidConBosの雰囲気がどのようなものであったかを写真を交えつつお伝えしたいと思います。
セッションの会場以外にも軽食やコーヒーが常時置いてある部屋があり、協賛企業がブースを出していました。
スポンサーブース
スポンサーブースで驚いたことは、各企業がGoodies(企業グッズ)に非常に力を入れていたことです。
歩きまわってGetしたGoodiesです。
セッション
DAY1 (大雨・強風)
外の天気は悪いのに、朝の9時からすでに行列ができていて、
名前の順に登録を終えるとTシャツやお土産類が配られました。
セッションは2日間で合計37のトラックがありました。
同じ時間帯に常にほぼ3トラックが走っており、どれに参加するか毎回悩まされました。
DAY2 (曇り→雨)
寒い天気が続くなか、2日目も朝9時に開場しました。
朝ご飯だけでなく、両日共にお昼ご飯も支給されました。
2日目も夜にはAfter Partyとしてパーティーが開催されました。
講演時の一部写真と概要
Michael Scamell氏の講演時の写真です。
この講演では、MotionLayoutを使用して、デザイナーのモックアップから直接取り出したアニメーションを開発していました。この講演を通して、アニメーションの良さを見て、MotionLayoutがどのように機能するかについての基礎を学びました。また、CustomAttributesを使ってViewの特定の部分をアニメートする方法なども紹介されました。
JB Lorenzo氏の講演時の写真です。
JB Lorenzo氏から、FlutterとKotlin / Nativeをアプリで組み合わせる方法が紹介されました。
Emanuel Moecklin氏の講演時の写真です。
複雑なAndroidアプリのフローは、多数の画面、同期または非同期の呼び出し、あるいはその両方で構成されており、異なるサードパーティ製のライブラリが含まれる可能性がありました。この講演では、Emanuel Moecklin氏から有限状態機械を使用して複雑なフローを制御する方法が紹介されました。
Stephen Magill氏の講演時の写真です。
機械学習は、私たちの嗜好の習得から自動運転車に至るまで、生活のあらゆる面に浸透しています。この講演では、機械学習の基本概念が説明されるとともに、Stephen Magill氏がこれまでに達成したことも紹介されました。
Pick Up
今回参加したなかで特に面白かったセッションをpick upしたいと思います。
Building animations with MotionLayout
Fast Prototypes with Flutter + KotlinNative
Using automation to spark joy for developers and boost app quality
Finite State Machine To The Rescue
Code + AI: Will robots take our coding jobs? Machine learning applied to
まとめ
初参加のDroidConは、大変内容の濃い2日間でした。
Androidは学ぶことや新しいことが次々出てくるのですが、一方で色々な手法が模索できることも面白いところです。
会場で会った人と夜ご飯に行って交流することもできて最高でした!
来年は参加だけでなく、自分も登壇に挑戦してみたいと思います。
最後に
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