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優れたチームを作る秘訣とは。WDT登壇者に学ぶインハウスデザイナーの在り方

優れたチームを作る秘訣とは。WDT登壇者に学ぶインハウスデザイナーの在り方

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こんにちは。18卒デザイナーの古俣です。
今回は、先日DMMが協賛・登壇したデザインイベント “WHY DESIGN TOKYO 2019(以下WDT)” の登壇メンバー3名に、当日の登壇では語り尽くせなかった「優れたチームを作る秘訣」について話を聞いてきました。

WDTに関する前回の記事はこちら↓

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メンバーはこちら。

伊藤 れいさん

英会話事業部 マネージャー 伊藤 れい
2015年入社。DMM英会話のデザインチームをマネージメントする傍ら、サービスデザインも務めるプレイングマネージャー。

丸山 祐里恵さん

セールスソリューション開発部デザイナー 丸山祐里恵
2008年入社。新規事業の立ち上げサポートや、既存事業の横断サポートを担うフォローチームのリーダーを務める。

中川 陽介さん

CTO室 デザイナー 中川 陽介
2016年入社。DMM オンラインサロンの専用コミュニティツールの設計を担当。新規事業のチーム組成やデザインワークフロー構築・伝搬を牽引する。

以上の3名は、デザインイベント WDTのDay 1にて「ビジネスに寄り添い、チームで動く。」をテーマに、チームビルディングの取り組み事例を紹介しました。

秘訣1:コミュニケーションを、取るべきところでしっかり取る

英会話事業部では海外で働く方もいるため、オンラインで協業することが前提のチームだと登壇で話されていました。オンラインでのコミュニケーションで、マネージャーとして心がけていることはありますか?

(伊藤)まず、何かあったら基本的にビデオチャットをするようにしています。普段はチャットなどのオンラインツールで済ませますが、緊急の対応や話したいことがあれば、カジュアルにつなげます。また、毎週水曜日に定例ミーティングを設定しているので、この日は必ずみんなで集まってもらうようにしているほか、2週間に1度の1on1も実施しています。

(中川)ビデオチャットを嫌がる方は多いかもしれませんが、チャットの文章や音声だけだとニュアンスを伝えづらいですよね。僕もリモートで勤務するなら、ビデオチャットでできるだけ顔を合わせて話すようにしたいです。

海外や別拠点で勤務している人と出社している人がそれぞれいて、メンバーに差を感じさせてしまうことはありませんか?

(伊藤)英会話事業部では時差の関係上全員が常に同じ時間で働くのは困難です。そのためこの事業部は、背景としてオンラインで協業する雰囲気が醸成されています。

オンラインで協業するうえでの心理的安全性がもともと高いんですね。そのおかげで、カジュアルに相談できる環境を用意しやすい。

(伊藤)はい。うちは自宅で働いているママさんデザイナーもいるので、やはり週に一度はちゃんと1対1で話す機会を作りたいなと思います。今どんな状況で何をしているかをしっかりと把握し、抱えている課題をフォローするためにも、定期的なホウ・レン・ソウは必要ですね。

それに、オフラインできちんと話をすると、オンラインでも話しやすくなるんです。ずっとオンラインだけで話していると、コミュニケーションがなくなってくる。文字だけだと感情を伝えづらく、言いたいことがあっても言いづらくなるので、段々とオンラインでの協業は機能しなくなります。だからこそ、オンとオフを切り分けて、オフでしっかりと時間をかけて話すことを心がけています。

伊藤さん

秘訣2:個人でできることなんて、たかが知れている

今のお話や登壇内容を聞いて、皆さんそれぞれチームのためにとても献身的だと思いました。自分のことだけでなく、チームに目を向けるようになったのはどんな時でしたか?

(丸山)私はDMMに新卒入社だったのですが当時はデザインの知識が他の同期に比べて圧倒的に低かったんです。専門学校や美術大学を出たわけでもなかったので……でも、先輩がいい人達ばかりで、みんな気にかけてくれたんです。それからは、何らかの形で自分が受けた恩を返せたらいいなと思うようになりました。一緒に働くメンバーに恵まれていたことが、チーム全体に目を向ける土壌になったと思います。

チームに目を向けるといっても、最初はそばにいるデザイナー同士の話でした。私はもともと石川の事業所で働いていたので、東京の事業所から来るお仕事の話はメールで一方的に送って来られるように感じられて……。東京のクライアントのために!という感覚は、当時は正直あまり持っていませんでした。

でも、実際に東京出張が増えて、依頼相手と顔を合わせるようになってから、相手の知らない一面が見えてきて。オフラインのコミュニケーションによって、クライアントやユーザをきちんと知ることの大切さが分かりました。エンジニアやマーケター、事業部の方など、いろんな人の視点に触れるにつれて、周りが見えるようになりました。経験を重ねて、やっと気づいてきたことですね。

丸山さん・中川さん

中川さんも、いちデザイナーとしての仕事以外に、チームづくりに貢献しようと様々な取り組みをされていますね。雰囲気づくりに目を向けるようになったきっかけは?

(中川)もともとは、いちデザイナーとして手を動かすことが多かったのですが、それまでチームをまとめてくれていた方が途中で異動になったことがありました。その人がいなくなってからジワジワとチームが疲弊し始めるのを感じまして……。この時初めて、チームを良くするために動いてくれる人がいてくれるととても働きやすいんだと実感しました。
そこからは、UIデザインを作る以外にも、チームのために動くことで生産性が上がるし、プロダクトも良くなると思うようになりました。

(伊藤)個人でやれることって、たかが知れてるんですよね。たとえデザイナーが一人で作ったとしても、それを見るのは大勢のユーザーやステークホルダーです。結局みんなと関係していないと仕事はできないもの。

幸いこの会社にはプロフェッショナルが大勢いるので、事業部のチームにとどまらず、他部署の方々とも協力し合って臨機応変に仕事ができる環境です。良いサービスを作るためにみんなで知恵やスキルを結集させるカルチャーを、もっと広げていきたいですね。

秘訣3:楽しく働ける環境づくり

これからどんなチームにしていきたいですか?

(伊藤)僕は当初から、自発的に動けるチームを作ろうと考えていました。積極的に自分の考えを出したり、自分で動いて情報を取ってきたり、意思疎通も自ら活発に行ってほしい。その雰囲気作りをずっと重視してやってきて、それが今形になってきているのを感じます。これからも、いいサービスを作るために自発的に動いて、積極的に課題を解決できるチームにしていきたいです。
あとは楽しく働いてもらうのが一番ですね。

(丸山)楽しく働く! 本当にそれ思います! うちもそうしていきたい。

(中川)本当に、楽しいのは大事。それに加えて、組織としての成果や自分たちの成長が高次に重なるとさらにいいですね。

(伊藤)そうなんです。お仕事にしても英会話のレッスンにしても、「楽しい」があるから続けていけると思うんですよね。楽しいから効率良く成長できたり、いいプロダクトを作れたりする。
だからこそ、お客さんの目に触れるものや体験を作るデザイナーがまず楽しさを体現することが大事で、その結果として良いサービス作りにもつながるんだと思います。

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まとめ:職場環境を作るのは自分自身である

WDTの登壇内容や今回の取材を聞いて強く感じたことは、「大局でものを見ることの重要性」でした。
チームの雰囲気や働き方を模索したり、現状把握や課題の認識に気を配ったりする行為を、自ら進んで行う先輩デザイナーの皆さん。そこから私は、チームでの役職や立ち位置にかかわらず、職場環境を作るのは自らであるという一貫した思想を感じました。

優れたプロダクトを作るために、優れたチームを作る。
尊敬できるインハウスデザイナーの在り方を学ばせていただきました。

古俣 里穂

インタビュアー:古俣 里穂
2018年新卒入社。新規事業開発、サービスリブランディングを担当。ビジネスに貢献できるデザイナーになるため、日々奮闘中。

▼採用情報

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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