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エンジニア向けの週1「ザツダン会」が継続している理由

エンジニア向けの週1「ザツダン会」が継続している理由

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はじめに

こんにちは。VPoEグループの飯田涼太です。 「興味関心がある分野以外の事柄と偶然に出会う機会(いわゆるセレンディピティ)が減った」と感じることはありませんか? 在宅勤務の割合が大半を占めるようになってきたことで、私も強く感じるようになりました。

そんなお悩み解決策の1つとして、GitHub issueを利用した週1の「ザツダン会」について紹介します。

 

【目次】

 

GitHub issueを利用した週1の「ザツダン会」

端的にいうと、「週に1回、1時間ほど時間をとり、エンジニアリングに関するネタについて参加メンバーで感じたことを話す」という取り組みです。 ポイントは、参加メンバー各自の心に留まったネタをGitHubのissueとして事前に起票してもらうという点。 GitHub issueをみんなのネタ帳にすることでどんなメリットがあるのか、これから詳しく紹介します。

 

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「偶然」を意図的に誘発するうえでの課題

オフィス勤務がメインだった頃は、職場でのちょっとしたおしゃべりや、たまたま開催していた勉強会への飛び入り参加などで、興味関心のある分野以外の事柄との偶然的な出会いが多く発生していたと感じています。しかし、物理的に顔を合わせる機会が減ってしまいました。そうなった以上、偶然的な出会いを意図的に作り出す必要性が高まっています。

 私は「ザツダン会」の前身となった会も主催していたのですが、 リモート主体になったタイミングで、何かを発表する形式の会は開催が難しくなりました。

そもそも発表する方は準備に時間がかかります。また、せっかくやるならと開催時間が長くなれば見る方は単なる流し見になりかねません。 開催する側・参加する側の双方へコストに見合う価値を提供できる工夫の必要性を感じようになりました。

 

解決の一手になったGitHub issue

話す機会を作るコストを下げるアプローチが必要だと考え、エンジニアメンバーなら慣れ親しみのあるGitHub issueをみんなのネタ帳として活用してみました。

 

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参加者がその週で気になったトピックについてissueを起票する形にしたため、準備の負担が分散されました。ネタがissueになったことで、事前にコメントし合ったり、当日に話したネタにラベルを振ったりと、取り扱いやすくなったのも利点です。

 

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また、会の参加者も一方的に情報を受け取るだけにとどまらなくなりました。ひたすらネタを投稿したり、ざっくばらんに感じたことを話したり、アツく思いの丈を語ったりと、積極的な参加も選択できるようになりました。

 

「ザツダン会」による効果

各自が気になったネタを持ち寄るので、自分の興味関心が強いアンテナ以外に目を向ける機会も増えたように感じます。 また、違うチームのメンバーと話す機会が増え、心理的に頼りやすくなった面も感じています。

組織横断グループに所属している私からすると、さまざまな現場の想いを拾いやすい点も発見でした。PHP Foundationへの寄付提案もこの取り組みのネタの1つから動き始めました。

cf. DMM.com LLC - Open Collective

 

まとめ

偶発的なコミュニケーションは以前より難しく感じられるようになりましたが、GitHub issueを活用した「ザツダン会」の開催数は34回以上。取り組みを始めてからもうすぐ1年を迎えます。エンジニアの方が慣れ親しんだツールで実施できるので、みなさんの組織でも良かったら是非お試しください。