こんにちは。金沢デザイン部に所属しているライターのN川改めユッキーナです。
先日金沢で開催された1dayインターンシップ「実践!デザイン戦略」について取材しましたので、その内容をご紹介します。
今回のインターンではDMM通販(書籍)スマホページの改善案を考えてもらいます。
あらかじめ設定されたペルソナ(ターゲットユーザー)の情報を活用し
「ペルソナが、つい読みたくなってしまう作品ページ」
をデザインすることがゴール。
そのために必要な考え方やプロセスを学び、実践する1日です。
自己紹介と講義
まずは、2チームに分かれて自己紹介から。
次に、デザイン戦略に必要なことについての講義が行われました。 講師は実務でUXデザインを担当するDMM.com LaboのUXデザイナーです。
わかりやすいトークと、要点を押さえたスライドで説明があり、初心者でも理解しやすい内容になっています。
ワークスタート
ワークが始まりました。 提示されたユーザー像をさらに深めるために、そのユーザーの利用状況やニーズを明らかにするディスカッションをします。
ペルソナに慣れていない学生もいる中で、この時間を通じてターゲットユーザーの人格を身近に感じてもらいました。
講師からヒントやアドバイスをもらいながら進めます。
チームごとに意見を出しますが、時にはお互いのチームの意見を参考にしながら作業を進めます。
学生ならではの頭の柔らかさのおかげで、アイデアが集まりました。
午後はワイヤーフレーム作り
午前に集めたユーザーの情報をもとに、コンセプト策定のためのシートを作成していきます。
今回はディスカッションした情報が簡単にまとめられるシートをDMMで用意しておいたため、みなさんが考える改善案も場当たり的なものではなく、想定ユーザーのための施策がキチンと反映されていました。
チームには1人、先輩社員が付きっきりで見てくれています。わからない時や悩んだ時は、すぐにアドバイスがもらえます。
ディスカッションした内容を見返しつつ、徐々に自分のアイデアを形にしていきます。
3分間の成果発表
ワークの最後は学生が考えた 「ペルソナが、つい読みたくなってしまう作品ページ」の改善提案内容を発表。
それぞれ特色のあるアイデアや提案が出ました。
デザイナーがUXを学ぶ意味
インターンを取材して、一番印象的だったのは
「デザイナーがUXを担当することに意味がある」
という講師からの一言。
学生が一人のペルソナに対しさまざまな改善提案を挙げたことからもわかるように、UXを用いればユーザー情報からデザイン案を起こすことが可能です。 これはデザイナーにとって大きなメリットで、デザインの専門職でないアナリストやリサーチャーとは異なる強みといえるでしょう。
デザイナーがUXデザインを行うことは、今後より一般的になると考えられます。
様々なサービスやデバイスが登場し続ける今、学生の頃からUXの知識を取り入れることは、必ずプラスになるでしょう。
戦略的なデザインを仕事にしよう
UXは知識だけではなく、経験を活かして行う仕事です。
ですが、DMM.com Laboには新卒の強みを生かしてUXの仕事をしている方もいます。
実力があれば、新卒でも専門的な仕事を任せてもらえる。 DMMにはそんな文化がありますが、現時点でUXの知識がなくても、社内勉強会など知識を増やす機会が多く設けられています。
これはUXに限らず、DMMには入社してからもしっかりとスキルを磨ける環境があります。
エントリーはこちらから
現在2018年度のエントリー受付を行っております。 興味がある方は一度、リクルートサイトをご覧ください。
学生の皆さん、インターンシップへのご参加ありがとうございました。