DMM.Africaのひかこから2018年初のアフリカ便りです!
ルワンダでIT事業を行っているDMM.HeHeの経営メンバー3名が先日一時帰国した際、DMM.HeHeのCFOを務める一宮暢彦(いちみや のぶひこ)にDMM.HeHeの事業と自身の入社経緯について話を聞きました!
DMM.HeHeとは
DMM.HeHeは、2017年にDMMグループがHeHe LabsというルワンダITスタートアップ企業を100%子会社化し、商号変更した企業です。現在、DMMから3名をルワンダに派遣しており、ルワンダ事業の経営を担当しています。
もともとHeHe Labsは主に携帯電話向けのソフトウェアの受託開発事業をしていましたが、現在は自社サービスの開発、運営も行っています。サービスの1つのHeheRwは、e-コマースサービスを現地企業向けに提供する事業で、オンラインショップのウェブサイトの構築から、自社で培ったGPSトラッキング技術を応用してのサイト内の注文の配送・配達までを手掛けています。
また、DMM.HeHeはGroceWheelsというルワンダのスタートアップ企業も買収し、ルワンダ初のBtoB、BtoC向けのオンラインの食品配達サービスも行っています。これは、現地のマーケットで購入した食料品を直接レストランや消費者に届けるサービスです。
一宮の経歴
一宮は大学在籍中にバックパッカーとしてアジアやヨーロッパを回ったのち、次はアフリカに行こう!と考え、アフリカのエイズ孤児支援をするNGOに参加しました。NGO活動の体験ボランティアでケニアを訪れた際に、HIV感染者のシングルマザー宅を訪問する機会が一宮の人生を変えるきっかけになりました。現地で子供に教育を受けさせたいと、母親が赤の他人同然の相手に涙ながらに話す様子に心を動かされ、「自分もアフリカのために何かしたい」という強い思いを抱きました。
その後、NGOに携わるなかで一宮は学生時代に合計3度アフリカを訪れ、さらにアフリカにはまっていきました。そして、「アフリカと一緒に成長したい」「大規模なビジネスでアフリカに関わりたい」という思いを軸に新卒で日系大手商社に入社。商社では発電所の投資事業に携わり、4年目でUAEへ赴任し、現地企業で電力の投資事業の資産管理を担当しました。また、学生時代に携わってたNGOにもパラレルキャリアで理事として参画し続けました。
しかし、30歳を迎えたことを契機に未だにアフリカには関われていない自身に危機感を感じ、「アフリカ 転職」で転職先を探したところDMM.Africaがヒット。アフリカで事業をスタートさせるというDMM.Africaのビジネスが、大学卒業後も理事として様々な企画を一から立ち上げたNGOの活動に重なり、転職を決意しました。
DMM.Africaでゼロからビジネスを創ろうという思いで転職を決めましたが、DMM.Africaで働くまでの間に、ルワンダでDMM.HeHeを訪れた際にもうひとつの転機が訪れました。一宮はDMM.HeHeで取締役会会長を務めるアレックスに声をかけられ、現地でHeHe Labsの創設者のクラリスから彼女の興した会社を100%譲渡してでもHeHeを大きくしたいという覚悟を直に聞いたことで、自分も一緒にDMM.HeHeを大きくしていきたいという思いを抱きました。
前職での投資先企業における内部統制構築や財務経理関連の業務での経験を活かすことができ、援助ではなく投資でアフリカ経済の発展に貢献するというアフリカの新しい成長の方法に関わることが、自分にとって挑戦し甲斐のある仕事だと感じ、DMM.HeHeでCFO(最高財務責任者)としてルワンダに赴任することを決めました。
DMMで働く上で感じるDMMの印象
入社から半年経った一宮は、DMMの印象として「意思決定の速さが非常に魅力的」と感じているそうです。実際にDMMグループの会長である亀山と電話一本で投資が決まるようなスピード感でビジネスを作っていくことで、ルワンダ、ひいてはアフリカの全体成長に貢献できると感じている、と語ってくれました。
そんな一宮の週末の趣味はスポーツで、ルワンダ在住の日本人や投資先企業のルワンダ人社員とサッカーやゴルフを楽しんでいます。
スポーツ、特にサッカーをしているとビジネスでの性格が如実に表れるらしく、ディフェンスをしない人、ゴールこそ決めないが的確に要所にパスを出す人など様々な人たちと関わりながら仕事以外でもルワンダでの生活を楽しんでいるそうです。
DMM.Africaでは、アフリカのみならず世界各国で事業を立ち上げ、運営を担う将来の事業責任者を募集しています。
事業のアイディアがあり、実際に運営ができる、我こそは!という方は以下のフォームから是非ご応募ください↓
recruit.dmm-corp.com