DMMグループの一番深くておもしろいトコロ。
働く人々

ベンチャーの刺激と大企業の安定感。DMMの経理ってこんなに面白い!

DMMグループの一番深くておもしろいトコロ。

淡々と業務をこなすイメージの強い経理部。しかし、新陳代謝の激しいDMMは経理部の働き方も一味違います。ベンチャー気質だからこその刺激。幅広い業務経験がもたらす成長。そんなDMMの特徴に惹かれて転職してきた経理本部の山口と須賀に、経理の仕事の魅力を聞きました。

  • 山口 順子経理本部主計部第2主計課Cチームリーダー

    税理士法人山田&パートナーズで税務業務に従事した後、芸能事務所や不動産会社など事業会社での経理業務経験を経て、2018年1月DMM入社。 主に買収等で新規にグループインした会社を担当。各社からの経理処理や税務相談の受付、新規事業等に係る会計処理の建付けや税務リスク検討、経理業務のアウトソース対応などを行っている。

  • 須賀 大介経理本部主計部第2主計課Aチームリーダー

    大学卒業後、KPMGあずさ監査法人に入社。上場会社の会計監査や新会計基準の導入、業務フロー、内部統制の整備、業務改善など会計関連のアドバイザリー業務に従事。その後、2022年11月にDMM入社。 合同会社DMM.comを主に担当。月次決算のチェックや課題対応、税務リスクの検討、顧問税理士との連携、決算効率化プロジェクト対応などを行っている。

最高の会社に出会えた

山口さんは、これまでのキャリアの中でかなり思い入れの深い会社があったそうですね。

山口:はい、そうなんですよ(笑)。私はDMMに入社するまでに4社を経験していて、これまで一貫して税務業務や経理業務を担当してきました。特に3社目の芸能事務所での仕事が大好きだったんです。

実は、その会社はDMMに働き方がとても似ていたんですよね。DMMほどの企業規模ではなかったんですけど、非上場で利害関係者も少なく、意思決定のスピードが早かった。軸となるマネジメント事業以外にも、いろいろな新規事業や新会社が立ち上がったりもしていました。そんな会社だったので管理部門も落ち着かなかったのですが、常に変化のある毎日が私にはすごく楽しくて。一生いたいと思えるほどの会社でしたね。

そんな会社には滅多に出会えませんよね。でも、どうして辞めてしまったんですか?

山口:あるときから会社の将来性に不安を持つようになってしまい 、泣く泣く転職したんです。次は規模の大きい不動産会社で、税務調査対応や監査法人対応、組織再編業務、海外子会社含めた連結財務諸表作成など、多くの業務経験をさせていただきました。こちらもすごく楽しかったんですが、上場準備に入った段階から、会社の状況も変わり始め、将来的に同じ業務の繰り返しがメインになるのではないか、と言うのが見えてしまって。

やっぱり変化が多くて刺激的だった3社目の経験が忘れられなかったんですよね。とにかく引きずりまくりというか(笑)。そこで今度は、非上場でスピード感を持って色々な事業を行っていて、かつ経営が簡単に不安定にならない財務基盤を持つ企業に転職したいと思って、たどり着いたのがDMMでした。私が求めるすべての要件を満たす最高の会社じゃないかと思いましたね。

転職経験が多い山口さんの一方で、須賀さんは同じ監査法人で長く働いていたんですよね。

須賀:新卒で入社した監査法人で、会計士として約14年働きました。最初の9年間は会計監査の業務がメインで、残りの期間は新たな法律に基づいた会計処理や業務フロー⇒新しい会計基準の導入やそれに伴う業務フロー、内部統制の整備、業務改善プロジェクトを主導するアドバイザリー業務が多かったですね。

外部の会社に対して会計のアドバイスをする。それが私の主な業務だったわけですが、今度はその知識や経験を事業会社で活かしてみたくて転職活動を始めたんです。自分の興味が持てそうなエンタメ系に強い会社を軸に探していたら、なかでもそういった事業を幅広く展開するDMMが一際楽しそうに見えまして。初めての転職を決意しました。

ベンチャー×大企業のハイブリッドな働き方

お二人とも、現在はどのような業務に取り組んでいるんですか?

山口:私は入社以来、買収などで新規にグループインした子会社の主計業務を担当しています。今年で6年目ですね。現在は7人のメンバーが所属するチームリーダーを務めていて、チーム全体では20社ほど担当しています。

須賀:私もグループ企業の主計業務を担うチームリーダーという点は山口さんと変わらないのですが、担当企業の内訳がすこし違っています。主に任されているのは、DMM内でも売上規模の大きい会社2社、それから少し規模の小さい1社の合計3社です。ひとりではとても見切れないぐらいの大きな企業を任されているので、10名ほどのメンバーと一緒に力を合わせて日々の業務にあたっています。

須賀さんは入社してまだ10ヶ月だと聞きました。DMMの働き方はどうですか?

須賀:DMMは事業数がとにかく多いイメージがあったので、入社前は「ものすごく時間に追われるのかな」とすこし身構えていました。実際、この10ヶ月の間にいくつも新規事業が立ち上がったり、会社ができたりしています。

DMMはスピード感があり、変化や成長を感じやすいベンチャーのような環境がありますが、財政基盤が安定しているので、適切な投資やリソースの確保ができます。フットワーク軽く様々な事業や課題に無理なく挑戦できる。ベンチャー企業と大手企業のいいとこ取りの働き方ができるのは嬉しいですね。入社後は、過度な負担を強いられることなく、自身で裁量を持ち、メリハリをつけて仕事ができています。

お二人は、DMMで働く魅力をどこに感じていますか?

山口:やっぱり一番は、様々な事業や会社の主計業務に主体的に携われる部分だと思います。しかも変化が激しいので、新たに仲間に加わる会社から解散清算する会社まで、様々な状況にある会社を見ることができます。また組織再編対応などもあるため、本当に幅広い業務に携われます。他の大企業にはこんなにゼネラルな経験を積める経理部はないと思うんですよね。

須賀:私もそう思います。あとは、未上場であるという点も私としては大きいです。上場企業の場合ですと、通常の経理業務に加えて、投資家相手のIR業務に追われるのが一般的です。でも、DMMは非上場なのでそういった対応がない。社内に貢献できる業務に集中できるというのは、やはり経理部の人間としては働きやすいですよ。

たとえ小さな仕事でも経営に直結する

お話を伺っていると、一般的な経理部と違ってDMMの経理部はかなりアクティブな印象を受けます。達成感を感じることも多いんじゃないですか?

山口:DMMでは新規事業がよく立ち上がります。そのたび苦労して会計処理の業務フローを構築するのですが、そのフローに従ってうまく月次決算が締まるようになったときはやっぱり嬉しいですよね。

それから、自社グループに新たに加わった企業を初めて担当したときのことはよく覚えています。買収した企業の主計業務をDMMのルールに合わせるための「業務標準統合化」という仕事があるのですが、当時はまったくの未経験だったのでとにかく苦労しました。

対応すべき項目が多岐に渡るので、今でも部署として取り組んでいる業務になりますが、現在安定して運用できている会社については、関係者皆さんの協力のおかげだと思っています。グループに加わった会社の役員や経理のメンバーがとても協力的で、丁寧に対応してくださることが多く、それには凄く助けられたし、丁寧なコミュニケーションが大事なんだなということも、改めて学ばせてもらいました。

須賀:最近だと私は月次決算の効率化プロジェクトに対応することが多く、そこで業務効率化に貢献できたときは充実感がありますね。会計に関わるフローにはボトルネックがまだまだたくさんあって、ちょっとしたところを改善しただけで業務が完了するのが1〜2日早くなったりするんです。決算の数字を早く確認できれば、それだけ意思決定も早く行えます。全体で見れば小さな仕事かもしれませんが、経営に直結する部分を担っているという意味ではやりがいは大きいです。

知識の多さより、知識の活かし方

経理本部で活躍する人材の共通点はなんでしょうか?

山口:なにかひとつでも強みを持っていることだと思います。例えば、インボイス制度だったらこの人、海外のことだったらあの人というように、ある分野に強い人はみんなに頼られる存在になっていく。そうすると、新たなチャンスが回ってくることでその人はさらに成長するんです。

そうすると、どんな方と一緒に働きたいですか?

須賀:知識の多さよりも、むしろ知識の活かし方を知っている方と働きたいです。いくら知識があっても、行動して、業務に落とし込めなければ意味がありません。

あとは、物事を柔軟に考えられるというのも大事なポイントかと思います。会計業務上、守らなければいけないルールは確かにあります。ただ、他の部署の実務を実際に確認してみると、そのルールがそのまま当てはめられないこともたくさんある。そこを柔軟に調整していくのも私たち経理部の腕の見せ所かな、と。

山口:マインドのところでいうと、カオス感を楽しめる人は絶対にDMMに合っています。変化に対して柔軟に対応する、課題を解決して成果を上げる。こういったスキルが不足していても、これから成長していけばいいんです。むしろそのために失敗を恐れずに突き進んでいける人と一緒に働きたいですね。

目指すは、安心して会社の数字を任せられるチーム

最後に、お二人のこれからの目標を教えてください。

須賀:以前から、会計士はAIの進化で真っ先に不要になると言われてきました。だからこそ、私が意識してきたのは会計とITを掛け合わせること。さまざまなIT技術を駆使することで、会計業務は大きく効率化できるんです。だから今後はAIを活用することなども含めて、自らの会計スキルにさらなる付加価値をつけていきたい。チーム内でも会計以外に得意分野を持つメンバーを増やして組織を活性化させたいです。

山口:これまで私はいろんな失敗をしでかしてきましたが、同じ数だけ学びもありました。そういった積み上げてきた経験を活かして、これからはさらに良いチームや仕組みを作っていく。「あなたたちには安心して会社の数字を任せられる」。そんなことを言われるような経理部を目指します。

 

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