こんにちは! DMM inside編集部です。
今回お届けするのは、2019年5月に始動したDMM英会話の新たな3つのプロジェクト「DMM Eikaiwa Experience」「DMM Eikaiwa Boost」「DMM Eikaiwa Radio」を立ち上げた社員へのインタビューです。今年でサービス開始から6年目を迎えるDMM英会話が、なぜ今新たなプロジェクトを始めたのか、担当者に話を聞いてきました。
本日はよろしくお願いします! 早速ですがたくさんのぬいぐるみやグッズを持って来ていただきましたが、これは何ですか?
伊藤:これはDMM英会話のマスコットキャラクター"オーレン"です。これを見たらDMM英会話だと思ってもらえるようにいろんなイベントなどに持って行ってます(笑)。
新規プロジェクト立ち上げのきっかけ
それではまず、3つのプロジェクト「DMM Eikaiwa Experience」「DMM Eikaiwa Boost」「DMM Eikaiwa Radio」それぞれの立ち上げのきっかけを教えてください。
李:DMM Eikaiwa Experience(以下、Experience)は「上達度が実感できない」「リアルな場で英語を使いたい」といったユーザーの皆樣からのお悩みやご要望に、何か新しい形でお応えできないかと考えたのが元々の始まりです。
また「英語に興味はあるけど、英語学習へのハードルが高い」と感じている人にとっても、まずは英語を話す楽しさを実感してほしいという思いがありました。
なので、誰でもカジュアルに参加できるよう、英語を使った"趣味の体験"を提供する場としてExperienceがスタートしました。例えば、6月5日に初回(※)を開催した「英語で日本酒体験セミナー」です。
Experienceでは趣味を8つのカテゴリ(グルメ、カルチャー、トラベル、スポーツ、ヘルス&ビューティ、ローカル、ナイトツアー、ワークショップ)に分けていて、2回目は「トラベル」「ローカル」のカテゴリとして伊豆でキャンプの開催を予定しています。
※初回のイベントレポートはこちら!
【イベントレポート】DMM Eikaiwa Experience ローンチパーティー「英語×日本酒」の様子をレポート!|inside.dmm.com
伊藤:DMM Eikaiwa Boost(以下、Boost)は「DMM英会話をもっと使いこなしたい」というお悩みを解決するためのセミナープロジェクトとしてスタートしました。
オフラインのプロジェクトという点ではExperienceと同様ですが、Boostでは英語力のブラッシュアップが目的になります。初級〜上級までのレベル別や、学習目的別、課題別など、会ごとに異なるテーマを設定して、幅広い英語学習のお悩み解決の場にしていく予定です。
内容も私たちスタッフからのレクチャーの他に、著名人や有識者を招いてのトークセッションやユーザー同士の交流会を実施していきます。
伊藤:DMM Eikaiwa Radio(以下、Radio)ではそもそも音声コンテンツが事業部として初の試みになります。PRチームのスタッフが昨年末にFMのラジオ番組に出演したことがきっかけで、「ラジオは新しい取り組みになるので、楽しいのでは?」と思い、スタートしました。
目的としては、DMM英会話のコアなファンを増やすことです。
番組内ではユーザーからのお悩み相談コーナーもあり、普段思っていることを発散してほしいなと考えています。例えば「教材がたくさんあり過ぎて、何から始めていいのかわからない」「相槌のレパートリーを増やしたい」など、オンライン上だけだとなかなか解決できないお悩みや相談が気軽にでき、解消される場がRadioになると良いですね。
こういったユーザーのお悩みに寄り添っていけるようなコーナーを増やして、ユーザーとのつながりを深めていきたいです。
なぜ今コミュ二ケーション施策としてのプロジェクトを始めたのでしょうか?
李:サービス開始から今年で6周年。この6年で後発ながら業界満足度No.1を獲得(※)するまでにサービスを成長させ、その間、PR面では認知獲得に注力した施策を展開してきました。 今年は認知拡大のフェーズからユーザー満足度アップのフェーズに入る段階と考えています。
これまではブログやSNSなどの既存ツールでDMM側からの発信が多かったのですが、これからはユーザーの悩みを聞いて、よりインタラクティブなコミュニケーションを取っていきたいと思いました。そこで、オフラインのイベントやラジオなどユーザーにより近いところで悩みを直接聞いて解決していく施策として本プロジェクトが始動しました。
伊藤:他社のオンライン英会話スクールもここまで実施していないので、多角的にユーザー満足度をアップしていきたいです。
※第三者機関によるオンライン英会話サービス評価・満足度に関する調査。総合サービス評価指数No.1(13項目/16項目)、調査委託先:インテージ 実施日時:2017年2月、調査対象:18~59歳男女(3,552名)。
3つのプロジェクトをスタートしてからの所感や反響はいかがでしょうか?
李:3つのプロジェクト全て、ユーザーからのリアクションはとても良好です。Experienceについて言えば、様々なお悩みの一方で、過去に開催した交流会やSNSなどを通じて、一部のユーザーの間でコミュニティができているのを見かけていたので、交流の場をこちらから提供することに需要があるのではないかと感じていました。初回のイベントの中にも「これから楽しみにしています!」といった声を直接聞けたので、期待に応えていきたいですね。
伊藤:Boostでは、5/21にオンライン英会話の初心者向けに初回のセミナーを実施したのですが、メールマガジン配信後約2時間で定員に達するほどの反響がありました。
英会話をやってみたいけど何から始めていいのかわからない人が多かっただけでなく、既存ユーザーの中にももっと上手に活用したいと思っている人が多いことを実感しました。また、当日はそもそもログインができない、会員登録までの流れがわからないなど、思った以上に始めるまでのハードルが高いと感じている人もいたのは驚きでしたね。
伊藤:Radioに関してはTwitter上で「聞き流ししている」といった声をちらほら見かけます。机に向かって勉強するのではなく、移動時や別の作業をしながら聞き流しできるコンテンツなので、聞いてる人がそこから1つでも成果や発見を持ち帰ってもらえるような工夫を今後もしていきたいです。あとは他2プロジェクトとコラボして、例えばExperienceのイベントへの突撃インタビューなど、楽しんでいただけるコンテンツにしていければとも思います。
6/5に初回を実施したExperienceの感想をお願いします
李:最初は皆さん初対面で緊張した様子だったのですが、だんだんと打ち解けていって、帰る頃にはとても盛り上がっていました! 序盤でプロジェクト発足の経緯やビジョンを私からお話しさせていただき、参加者の皆さんに直接お伝えする機会を作れたのはとても良かったです。
そしてその後、アメリカ出身でお酒のスペシャリストとして活躍するジャスティンさんによる日本酒のセミナーが行われました。
伊藤:正直、日本語で聞いても難しい内容だったのですが、表や図を用いたりアメリカンジョークなども交えながら説明していただけて、そちらで理解してくれた方も多かったです。
李:わからない事があっても、興味のあることだからこそ理解ができていたり、もっと興味を持てていたり、完璧な英語ではなくても楽しめていた点は良かったです。
伊藤:セミナー後の交流会では、日本酒の銘柄や特徴などジャスティンさんからの説明を聞きつつ、日本酒を楽しみながら交流しました。ユーザー同士英語で積極的に交流している方々もいましたね。あと会員制レストランということもあり、食事がとても美味しかったので、参加してくれた方々に特別な空間を提供できたと思っています。
次回以降は、英語初心者の方やシャイな方でも積極的に英語が使えるようなコンテンツや仕掛けを作っていきたいです。どんな性格や英語レベルの方でも、参加者全員に「今日は英語を使えて楽しかった!」と満足して帰ってもらいたいですね。
今後のプロジェクトの展望・目標をお聞かせください
李:Experienceは、今後月1回の開催を目標に、どんな方でも興味が持てるような多彩なイベントの実施を予定しています。 英語を話す環境を自ら作るのはなかなかハードルが高いので、 本プロジェクトを通じて英会話を楽しんでもらいたいですね。
また、レッスンのモチベーションが下がって継続できないというユーザーの方々に向けては、これを機にマインドセットができるような場にしたいです。
伊藤:他のオンライン英会話ではできないような体験を提供して、「DMM英会話なら面白い体験ができる」と感じてもらいたいので、今後もコミュニティをしっかりと育てていきたいですね。
伊藤:Boostは英語学習者のお悩みを解決するために、レベル別、目的別、課題別でのセミナーを積極的に実施していきたいです。
現在は立ち上げたばかりのため実施頻度やコンテンツは検討段階ではあるのですが、ユーザーの意見に耳を傾け、今後小さい規模であれば毎月2回は実施するなど、定着できるように安定して進めていきたいです。
伊藤:Radioはユーザーが聞き流しながら英語学習の身になるような内容にしていきたいです。また、今後は室内だけの収録に留まらず、街頭インタビューなどユーザーに面白いと思ってもらい、ファンになってもらえるようなコンテンツ作りを目指していきます。
李さん、伊藤さんありがとうございました!
これからもDMM英会話ユーザーとより密に接して、楽しんでもらえるプロジェクトになることを願っております!
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