DMMグループの一番深くておもしろいトコロ。
カルチャー

DMM.com 19新卒技術研修が終わりました

DMMグループの一番深くておもしろいトコロ。

こんにちは。合同会社DMM.com 人事部の安倍と田中です。
19新卒技術研修の企画・運営を務めました。

新卒技術研修が無事に終了しましたので、3ヶ月半の技術研修を終えての運営側の振り返りを主に伝えさせていただきます。
※全容についてはこちらの記事で紹介しております。

コンテンツの効果測定

今回、各学習を終えたタイミングで、受講者アンケートを実施していました。
学習内容の「理解度合い」と「活用できそう度合い」について、5段階で回答してもらっています。

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  • 理解度も活用度も高かったのは「ソース管理」「AWS」「ビルド・デプロイ・ジョブ実行」「VDOM/React.js」「スクラム」でした。
  • 新卒のほとんどが未経験、もしくはほどんどが経験ありなど全体的なレベル感が合っていたコンテンツが上位に並びました。
  • 逆に特に難しかったと思われるのは「サーバーサイド」「Android」「iOS」でした。元のスキルの個人差が大きかったため、短期間の中で理解を深め実践を行うことは難しかったのだと思います。
  • また、ほとんどすべてのコンテンツが新しく作成されたものだったため、コンテンツによっての難易度の差も出てしまっていました。

20卒向けの研修のために、コンテンツの改善も検討したいと思っております。
回答の平均値と標準偏差を元に以下の4象限に分けた以下のグラフを参考にして、仮説を立てつつ、併せて19新卒の声も取り入れながら改善項目を検討していきたいとも思っております。

 

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そこで、特に注力すべきがCゾーン(平均値:低 × 標準偏差:高)で、理解度/活用度が他と比べて低くばらつきも大きいので、要因分析や難易度調整・レベル分けの検討も必要と考えます。
Bゾーン(平均値:高 × 標準偏差:低)には「HTML/CSS」「VDOM/React.js」「スクラム」などのコンテンツが入っており、それぞれ良質コンテンツとして社内への展開も考えていきたいです。

最終演習&発表会

すべての学習が終わったら、3週間でチーム開発を行いました。
何を作るのかについては研修を行っていくなかで、自分たちで考え、先輩社員のレビューを受けながら企画していきました。

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開発は、認定スクラムマスターの資格を持つ社員のサポートを受けながらスクラムで行いました。
最終日には研修講師や先輩社員の前での発表会を実施しました。
発表中にSlack上でデモサイトのURLが公開され、発表会に現地で参加していない先輩社員からもプロダクト自体の評価や実装面でのフィードバックなどを受けられた点など、とても有意義な発表会になったと思います。

発表会終了後にはCTOからも激励のメッセージを頂きました!

研修の振り返り

最終演習と発表会が終わり、研修最終日には研修全体の振り返りを行いました。

ここでは、ジョハリの窓という「対人関係における気づきのグラフモデル」を使いました。自己理解を深めながら、研修での経験からどんな学びがあったのか、どんな課題があったのかについて、KPTを用いた言語化プロセスを辿ることで今後のさらなる成長のきっかけにしてもらおうというのが目的でした。

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この振り返りの最後では、各自で配属後の行動計画を設定し、それを胸に全員が配属先へと向かっていきました。

最後に

新卒の面々は各組織に配属となりました。業務を通じてのさらなる成長と活躍を期待しています!

そして運営としては、20新卒向けの技術研修の企画が始まります!
さらに効果的に学べる研修を目指していきますので、ご期待ください!

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