研修開始から1カ月半
早いもので新卒技術研修が始まってから1カ月半が経過しました。新卒メンバーが実際にここまで受けてきた研修の内容について紹介します。
チームビルディングやコンテナ・ネットワーク・Web開発などの基礎知識を中心に学びつつ、普段なかなか見ることができないデータセンター見学もあり、かなり充実した1カ月だったと思います。
ここまでの研修内容
※研修資料は最後にまとめて公開予定ですので、お楽しみに!
- チームビルディング/振り返り
- チームとその必要性の座学 + 小ディスカッションを通した自己開示
- 振り返り(レトロスペクティブ)が実施可能になるための座学 + 小ディスカッションによる振り返り体験
- インフラ基礎/データセンター見学
- データセンターを見学し、DMMインフラ部の役割・仕事内容を理解する
- 仮想化基礎・ネットワーク基礎
- 仮想化基盤の基本的な概念を理解する
- 仮想化基盤の要素技術としての重要性を理解する
- コンテナ入門
- コンテナ技術全般やKubernetes基礎の理解、Dockerの深掘り
- Webアーキテクチャ(NginX、Apache)
- Webの通信の仕組みの理解
- メジャーなミドルウェアについての理解
- MySQL(PostgreSQL含む)についてクラスタリング・DB設計・チューニング方法の理解
- AWS training
- AWS社のトレーナーをお招きし、計4日間でtrainingを実施
- ソース管理
- Gitに関する理解を深める
- 正しくGitコマンドを扱えるようになる
- チーム開発の際に適切にソース管理できるようになる
- Web開発基礎
- Webの基礎的な知識、歴史や動向を網羅的に把握する
配属説明会
研修後、2日にわたって配属先を決めるための説明会が開催され、社内のさまざまな部署から計36チームに参加いただきました。
新卒社員には現時点での第1希望から第5希望までを決めてもらい、その後各部署の担当者との1on1などを経て、最終的な配属先の希望をすり合わせていきます。
各部署が主催するイベントなどにも参加しつつ、チームの雰囲気までしっかりと知ったうえで自分に最も合う環境を見つけていただきたいと考えています。最終希望を提出する6月末まで、じっくりと熟考していただきたいです。
5月~6月の内容
いよいよ、開発を中心とした研修が始まりました。ひとつのアプリケーションを完成させるべく、バックエンド・フロントエンド・モバイル開発の順に合計約1カ月間、クライアントとバックエンドをすべて1人で実装していただきます。手を動かす時間が格段に増える中で、得意不得意のあるメンバーそれぞれがお互いに教え合い、チーム全体の成果を最大化することも意識できるようになってもらいたいと考えています。こちらの研修の様子も近々アップ致します!
研修を受けた新卒社員の感想
複数回振り返りやディスカッションを行いながら、実際にやってみて難しい部分やどうやればいいか分かりにくい部分を、フレームワークなどの具体的な手法を提示することで解決していけたので、面白かったしどう活用するかのイメージもつかみやすかった。(振り返りレクチャー)
自社でオンプレを持つ理由とメリットを理解した。また、普段は入れないMDF室に入れてよかった。(データセンター見学)
実際に手を動かしながらコンテナ内部の仕組みを学ぶことができ、知識が身についたと感じました。
マルチステージビルドによるimageの軽量化やレイヤキャッシュについて、良いコンテナイメージ(単一責務・安全・ビルドが高速)の考え方や、Goのコンテナサイズの工夫(言語そのもののコンテナ時代との相性の良さ)などを体系立てて学べたことで、点と点がつながった感覚がありました。(コンテナ入門)
もともと輪読は反対派でしたが、ちゃんと時間を取って、読んで意見交換ならアリかもと考えが変わりました。
意見交換してみると、他の人の開発の仕方などを知ることができ、面白かったです。(輪読学習)
おわりに
ここまでの研修内容は、知っている人にとっては復習に、知らなかった人にとっては新しいインプットとなり基礎を固める時間となりました。
ここからはいよいよ実際に開発を行っていきます。最後の成果発表までチームビルディングを意識しながら、技術力をしっかり高め合ってほしいです。また今年は一部資料の公開を開始し、DMMの研修をより多くの方に知っていただきたいと考えています。毎年ブラッシュアップされていく研修の内容をぜひ覗いてみてください!
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※「就業型インターン」と短期インターン「Go」は募集を終了しました。
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