こんにちは! DMM新卒採用チームです。
東京本社では2015年から新卒採用を開始し、今年5期目の新卒が入社しました。
そこでDMMの新卒が、今どのように活躍しているのか、ご紹介していきたいと思います!
学生時代について
どんな学生時代を過ごしていましたか?
立教大学 現代心理学部 映像身体学科に入学し、在学期間中は映画・映像・CG・モーションキャプチャー・プロジェクションマッピングなどのデジタルアートやコンテンツの制作に没頭していました。VJ(ビデオジョッキー)やゲームの開発など、近い領域のことは片っ端からやってみていましたね。
当時、映画監督を志し、ヒト・モノ・金について学ぶため、入学1年目に映像技術研究サークルを設立し、20名規模のサークルの運営や、フリーランスとしての映像制作にも取り組んでいました。
DMMとの出会いはどのようなものだったのでしょうか?
就職活動中、映像・エンタメ・ゲーム業界を見ているなかで、自分が理想としていた社風や働き方、挑戦できる環境になかなか出会えず模索していた時に、DMM GAMESの説明会に参加しました。
そこでDMM.Africaがスタートする話を聞き、アフリカで自由に事業を始めるという面白さ、入社1年目でも新規事業を任せてもらえるという可能性があるという実力主義の社風に惹かれて応募しました。その後はトントンと話が進み、入社することを決めました。
DMM入社後
入社後の業務や一日の仕事の流れについて教えてください。
入社後の職務経歴は以下のとおりです。
- 2017/4〜社長室 子会社支援(DMM TELLER立ち上げ)
DMM inside立ち上げと運用
社員交流会企画と運営
新規事業立ち上げ支援
DMM 20周年企画
VRハードウェア事業立ち上げ準備〜クローズなど - 2018/11 CTO室 VR研究室立ち上げ準備
- 2018/12 VR研究室 エンジニア採用、VRゲーム開発等
- 2019/8 VR研究室 室長就任
また、一日の仕事のスケジュールはだいたいこのような流れですね。
現在の業務内容について詳しく教えてください。
エンジニアチームのヒューマンマネジメント、プロダクトマネジメントが主な業務です。
我々のチームは次世代のVRが一般に普及することを見越し、DMMとしてできるプラットフォームの在り方を考えるとともに、VRに特化した開発チームを作ることをミッションとしています。
DMM.ESSENCEの一つ「本気の失敗を肯定する。」にまつわるような、入社後の「本気の挑戦・失敗」はありますか?
2017年の年末頃にVtuberが非常に流行りました。そこで直属の上司だった当時の社長から急遽「Vtuberの事業を立ち上げてほしい」と命を受け、新規事業の立ち上げを任されました。
しかし、入社半年の自分には事業立ち上げの経験がほぼなく、まともなビジネスプランは立てられませんでした。3Dモデル1体作るにも開発コストはかかるだろうし、Vtuberの魂(中の人)のマネジメントが必要なので労働集約型になりそうだなとは想像できましたが、どこからどう手を付ければいいか分かりませんでした。
経験上、動画一本くらいならなんとか作れそうだなと思ったので、とりあえず50万円ほどの予算を承認してもらい、デスクトップPCとOculus riftを買って、Blenderでモデルを作り、UnityでVtuberを動かすシステムを組みました。
その後、自分で中の人になり、SHOWROOMで実際に投げ銭をもらうところまでなんとか漕ぎつきました。
当時、初めてすべてを任されたプロジェクトで、興味がある領域だったこともあって舞い上がり、休日返上で寝る時間を削って開発しましたが、それにも関わらず、得られた投げ銭収益がたったの200円で、ようやく「全然ダメじゃん!」と気が付きました。
その後の社長への報告の場で、形になったことは褒められましたが、そのあと「SO WHAT? だからなに? 次どうするの?」と突っ込まれ「分かりません…」と答えるほかありませんでした。「とりあえずやってみないと分からないよね」というスタンスで取り組み始め、形を作ったものの、実のところ何も前に進められていませんでした。
この時、コストや技術要件、ビジネスプランに影響することに対して、無理やりにでも仮説を立て、検証することができていれば何か違ったかもしれません。
とはいえ、その後はこの経験が活きたのか、その直後に立ち上がったVRデバイスの新規事業の企画チームに入れてもらうことができ、スケールの大きな事業の立ち上げ方を学ぶことができました。今VR研究室ではVRゲームに注力していますが、一つ一つ仮説を立て、検証することを意識して開発しています。
最後に
今後の目標や展望を教えてください。
VRという領域で成果を出すことですね。研究から生まれる価値をきちんと組織に提供できるチームにしたいです。今はR&Dという名目で自由に開発をしていますが、DMMの一貫した価値観は商(あきない)だと思っています。一方で、最新技術を取り巻く環境について言えば、必ずしも期待どおりに市場全体が一気に成長するとは限りません。そのなかでも中長期で採算が取れ、技術的にも新しいことに挑戦し続けられるチームを作りたいです。そのためにまずは着実に成果物を作り、そこから生まれる数字にこだわりたいと考えています。
古山さん、ありがとうございました!
新しいことが好き、商売が好き、技術が好き、エンタメが好き、人間が好き(人間の基本的な欲求や本質に興味がある)、自分の好きにいろいろやってみたい、挑戦し続けたい人はぜひ一緒にDMMを盛り上げていきましょう!
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