はじめに
動画配信事業部・配信基盤チームのエンジニアの向山(@mt_mukko)といいます。
弊社イベントスペースにおいて、2018/11/3に【増枠】天下一キーボードわいわい会 Vol.1 - connpass (以下天キー)を開催しました!
この記事では 天キー
に焦点を合わせ、そもそも 自作キーボード
についてやその盛り上がりを記していきます。
自作キーボードって何?
市販されているキーボードではなく、各自が理想とするキーボードを
- 基板を設計して作る
- キーキャップを変更して作る
- ケーブルを作る
など、キーボードに関する創作活動の総称です。
私も基板設計をしたり qmk_firmwareというOSSでファームウェアを作ったりしています。
普段の業務では、他の方が設計された左右分割のものを使用しています!
自作する動機としては
- 肩こりがしんどい
- 窮屈
- 趣味で作ったものを使いたい
- 見た目が格好いいのがない
あたりが挙げられるでしょう。肩こりについてはキーボード以前に姿勢が大事なわけですが、割れたキーボードなら姿勢を楽にしやすいです。
また電子工作好きな層とソフトウェア好きな層の親和性の高さも、コミュニティが拡大している大きな要因の一つだと思います。
天キーって何?
ざっくり言うと「交流を主目的にゆる〜っとふわ〜っと集まる会」です。
国内の他イベントではまるで学会のような雰囲気で進行するものもありますが、それとは別方向でおしゃべりや試打を楽しんでもらおうという目的のもと開催に至りました。
参加者枠200人が公開数時間後には埋まりました!
増枠してもなお補欠が増えてしまう状態で想定以上でした。
当日!
土曜日の開催ということもあってか実際に200名以上のたくさんの方に来ていただきました。
これだけのキーボードが並ぶと壮観です!
また今回は、会議室を販売ブースとして利用してみました。
途中でpodcastの公開収録、プレゼンなども実施しました。
弊社からは
- .makeの3Dプリントサービスの紹介
- AKIBAのスペース紹介
の発表をしました。
3Dプリントで利用できる素材の特徴についての発表や、FABスペースとして利用してもらう以外にも個人では買いにくい工作機械や起業支援を行っていることを紹介させていただきました。
DMM.make 3Dプリントについて
DMM 3Dプリントでは3Dデータを造形して自分だけの3Dモデルを楽しむことができるほか、3Dデータを出品して造形物を販売することができます。出品した商品が購入されると、販売価格から造形価格や事務手数料、源泉徴収税などを引いた分を利益としてお支払いいたします。プロから初心者の方まで、高性能3Dプリンターと幅広い素材で自由なものづくりをお楽しみください!
DMM.make AKIBAについて
株式会社DMM.comが運営する「DMM.make AKIBA」は、ハードウェア開発・試作に必要な機材を取り揃えた「Studio」、シェアオフィスやイベントスペースなどビジネスの拠点として利用できる「Base」で構成された、ハードウェア開発をトータルでサポートする総合型のモノづくり施設です。
充実した発表の中でも個人的に特に印象に残ったものに誰でもできるキーキャッププロファイル作成入門というタイトルの発表がありました!
内容については今回は触れませんが、個人製作のコミュニティだからこそ情報を共有してみんなで楽しもう、といった思いが強く感じられる発表でした。
今回は聞くも聞かぬも自由なスタイルでしたが、聞く人と交流する人が上手に別れていい感じでした。
200名を超える参加者に来場していただき、たくさんの交流を生むことができてとてもうれしかったです。
そして、この記事を見て興味をもっていただいて、もっと自作する人がでてくるといいなーと思います!
ここまで読んでいただきありがとうございました。
イベントスペース
今回利用したイベントスペースは、業務時間内は主にミーティングスペースとして利用されています。
空いている時間であれば社員が作業用に確保して利用しても問題ないスペースになっていて、わたしも気分を変えて作業する際に利用することがあります。
また今回のように、就業後や休日にはイベントスペースとしてたくさん利用されています!
さいごに
普段は配信基盤まわりのソフトウェア開発をしていますが、別の視点や対象(今回はキーボード)に対して力を注ぐことは楽しく、回り回ってエンジニアとして生きる経験になっていると感じています。
社内でももっと輪を広げていけたらと思っています!
現在DMM.comではメンバーを募集しています。興味のある方は下記募集ページをご覧いただくか、@mt_mukkoに気軽にご連絡いただければと思います。