DMMグループの一番深くておもしろいトコロ。
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DMM新卒の今 #3~Androidチーム全体のパフォーマンス最大化に向けて~

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  • 石井 和馬(いしい かずま)

    エンターテインメント本部 AQUIZ事業部 Androidエンジニア チームリーダー 2019年 エンジニア職 新卒入社

こんにちは! DMM新卒採用チームです。

DMMの新卒が今どのように活躍しているのかを紹介していく連載企画「DMM新卒の今」、第三回は2019年に入社した石井 和馬さんです!

▼過去の連載はこちら

DMM新卒の今~VR領域での新たな挑戦~|inside.dmm.com

DMM新卒の今 #2 ~事業で稼ぐための地道な挑戦~|inside.dmm.com

学生時代について

どんな学生時代を過ごしていましたか?

 

私の母校である会津大学では、いろいろな企業さんとLT(ライトニングトーク:勉強会やイベントなどで行われる5分程度の短いプレゼン・トーク)をする機会があり、自分がそれを行う度にLT駆動開発をして発表していました。自動化ツールを作ったり、エディタを作ったり、Androidアプリを作ったり、webアプリケーションのサーバサイドをちょっと作ったりと、とにかくいろいろなことに挑戦していました。

 

DMMに入社した理由はなんでしょうか?

 

自分が就活の際に軸にしていたことというか、企業に求めていたのは、「新しめの技術を使っている環境」と「いろいろなことに挑戦できて、他の事業領域で扱う技術や事業戦略などの話を聞きやすい環境」といった部分でした。そのなかで「なんでもやってるDMM」というキャッチに目を惹かれ、面接を受けました。
また、DMMの事業はインターネットに限らず、DMM.make(モノづくりしたい方の設計・製造・販売・技術導入をサポートするプラットフォーム等を運営)などの事業も手がけており、もともと面白そうな企業だなと思っていました。
実際にエンジニアの話を聞くと、動画配信や電子書籍などのデジタルコンテンツ以外にもオンラインサロンやFX、水族館やプログラミングスクールなど幅広く事業を展開していて、とても興味が湧き、入社を決意しました。


DMM入社後

入社後の業務について教えてください。

 

2019/04-2019/07 新卒技術研修

研修の内容はこちら↓

DMM.comの新卒技術研修がスタートしました!|inside.dmm.com

  • 2019/07 ビジネスプランニング本部 AQUIZ事業部 配属。即チームリーダーとなる。
  • 2019/07-2019/08  AQUIZのAndroid版リリース
  • 2019/09-2019/10  AQUIZのBattle機能リリース
  • 2019/12-2020/01  AQUIZのDaily機能リリース 

 

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現在の業務内容について教えてください。

 

所属しているAQUIZ事業部のAndroidチームリーダーとして、「Androidチーム全体のパフォーマンス最大化」をメインのミッションに掲げています。具体的な業務としてはAndroidアプリの全体設計、API設計やデザイン設計のレビュー、Androidアプリ開発におけるコード品質向上、タスクの割り振り、実装の相談などがあります。
現在、Androidチームは私を含めて3人で構成されています。チームリーダーになったばかりの頃は組織的にも技術的にもが未熟だったこともあり、負荷が高めのものは私が持つようにしていました。そこから徐々に自分に掛かっている負荷の重いタスクをメンバーに流すようにしつつ、チーム全体で情報の非対称性のようなものが発生しないようにタスクを割り振っています。

 

1日の仕事の流れ

※一番予定のある例を書きます

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入社後の「本気の挑戦・失敗」を教えてください!

 

まずはやはり、新卒として部署配属後、すぐにチームリーダーとなり、チーム全体を考慮した業務に即挑戦できたことです。
AQUIZ(賞金クイズゲーム)は2018年12月にDMMに事業譲渡され、自分が配属されて間もなくAndroid版の新規リリースに携わることができました。新規事業ということもあり、1ヶ月程度の開発期間でバンバンとバトルモードやデイリークイズなどの大型機能を展開してきました。また、そのなかでも細かなマイナーリリースを行うこともあります。その開発スピードのなか、リーダー経験が全くなかった私が、Androidアプリ開発のスピードを保ちつつチームメンバーの育成を考えるのにはとても苦労しました。

というのも、最初の頃はチームが未熟ということもあって、チームの開発速度ではなくリーダーである自分の開発速度の高速化に意識が向いてしまっていたんです。その結果、技術面や思考面、アプリケーション理解に対して私とメンバー間で乖離が激しくなっていき、リーダーである自分への依存度が高まっていくばかりでした。もちろん、そんな状態が良いわけはなく、なので、万が一タスク負荷が大きくなっても「最悪自分がなんとか帳尻を合わせれば良い」という考えのもと、大きな機能開発や負荷が高めのタスクをメンバーに投げてみる方針に切り替えました。以後、最初の頃こそ納期に間に合わず自分の首を締める形にはなりましたが、次第にチーム全体の技術力が向上したり自主性が高まったりと、チーム全体のレベルが上がっていきました。この経験を通して、チームとして挑戦しやすい環境作りや心理的安全性の向上がチームの開発速度を劇的に向上させると学ぶことができましたね。


最後に・・・

今後の目標や展望を教えてください。

 

私は「短期的にAndroidアプリの開発速度をいかに速くするか」と「中長期的にチームの生産性をいかに高めるか」という2つの目標を持っています。
この2つの目標は、片方を大事にするともう片方がおろそかになりがちです。そのためAndroid開発においてある程度の開発速度を保ちつつ、細かいところで後々に生産性が向上するような仕組みを少しずつ導入していっています。具体的には、思考ログを常に残すように形式化させたり、ペアプロを行なったり、開発規約の整備や開発フローの整備、PRやissueのテンプレを用意して書く時に何を意識するかを植えつけたりといった仕組みです。
これらはどれも開発速度に大きな影響を与えず、後々になって大きな効果をもたらしてくれるものなので、2つの目標と上手く向き合えて日々仕事をできていると言えると思います。
また、これは個人的にやっていることではありますが、やはり新しい技術を取り入れることは日頃から積極的に心がけています。

AQUIZのAndroidアプリは新規開発だったということもあり新しい技術を導入するのに大きなコストを使いません。そのため、比較的新しい技術を取り入れて技術的挑戦をしやすい環境にしていき、技術的にアトラクティブなチームにするよう意識して基盤作りを行なっています。具体的には、最新のライブラリを常に使えるようにアップデート検知の仕組みを作ったり、新しい仕組みを作る時に最新の技術を応用して作ったりと、やっていることはたくさんあります。そういった新しい技術に積極的に挑戦できる環境にしつつ、技術選定もしっかりと行なっています。
個人面では、Androidという領域だけではなく他領域も学びいろいろなことに挑戦し続けることを意識しています。

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石井さん、ありがとうございました!
新しいことが好き、商売が好き、技術が好き、エンタメが好き、人間が好き(人間の基本的な欲求や本質に興味がある)、自分の好きにいろいろやってみたい、挑戦し続けたい
人はぜひ一緒にDMMを盛り上げていきましょう!


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