3月8日は「国際女性デー」。
それに関連して2月にDMMオンラインイベント事業部開催した「フェムテック推進EXPO ONLINE」が話題になっています。
3月7日(月)から13日(日)まで東京駅構内「中央通路」を「フェムテック推進EXPOアンバサダー」からのメッセージで埋め尽くしています。
アンバサダーは総勢46名。
社会課題に取り組む起業家やNPOの代表、大学教授、医師や看護師など、働く女性のライフスタイルを支える活動を行う幅広い方々が登壇している「フェムテック推進EXPO ONLINE」。
登録すれば、3分間ピッチを無料で視聴でき、日本のフェムテックの大枠が理解できるようになっています。
イベントは、大きな反響がありました
イベントを企画したDMMオンラインイベント事業部の近藤雄太郎も、男性として大きな気づきがあった、と言います。
近藤:女性が社会において活躍するためには、あらゆる障壁を乗り越えなければならないことを改めて考えさせられました。それも女性の努力だけで解決するものばかりではないなぁ、と・・・
幅広い方々に参加してもらって、改めて気付いたことなどありますか?
近藤:出産や育児だけでなく、更年期や子宮頸ガンといった女性にまつわる様々な問題を知るきっかけにもなりました。男性視点では見えない社会的な障壁、無意識レベルでのバイアスがまだまだあるんだな、とも感じましたね。
自分自身、視野が狭くなっていないか省みて、相手を知ることを大切にしたいと改めて思いました。
女性が、職場で言い出しにくいことはたくさんあると思います。
近藤:はい。子育てとの両立、PMS症状をはじめとする体調不良など、仕事をするうえでの幅広い悩みを抱えるメンバーもいるのだということを理解し、抱え込まず気軽に「困ってます!」と声を上げやすい環境づくりが大切だと考えて、「フェムテック推進 EXPO ONLINE」の企画メンバーが中心となって「DMM社内番外編」も企画しました。
簡単に言えば、オンラインの社内勉強会です。今回のピッチで女性を取り巻く社会課題を解決するために、こんなにもたくさんのソリューションがあるんだと知りました。フェムテックなどの活用が解決につながるかもしれないことを知ってもらったりする会になります。
実は、参加者の1/4が男性。お互いの理解を進めることで、気持ちよく働ける環境が目指せればと。
この企画に携わらなければ、自分では思いもつかなかった企画なのでフェムテック推進EXPOアンバサダーの皆さんのインプットに本当に感謝しています。
▶「フェムテック推進EXPO ONLINE」※各アンバサダーの3分間ピッチがアーカイブで視聴可能
次回の「フェムテック推進EXPO ONLINE」では、男性が自主的に参加したくなる仕組みや、女性が抱える課題を男性も体感できる仕組みを実現してみたいと考えています。
複数の大手企業から「ご一緒したい」というお問い合わせもあるので、次回12月は、もっとバージョンアップしたイベントにしていきたいです。男性の理解が深まり、より女性が生きやすい、働きやすい社会の実現に近づけて行けたら良いなと思っています。
※次回の「フェムテック推進EXPO ONLINE」は12月に開催予定です。
▶「フェムテック推進EXPO ONLINE」※各アンバサダーの3分間ピッチがアーカイブで視聴可能
▶ アンバサダーの全メッセージを掲載した特設サイト「世界は変わりつづける Ready? Fast!」
構成・編集/平 格彦 取材・執筆/編集チーム