DMM.comの、一番深くておもしろいトコロ。

生きがいを得た。障がいと仕事に向き合い気づいたこと

生きがいを得た。障がいと仕事に向き合い気づいたこと

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

岩手県在住の後藤は、DMMの障がい者雇用専門部署「ビジネスクリエーション部 (以下、BC部)」のメンバーのひとり。医師と臨床心理士による知能検査(WAIS-Ⅲ)と心理検査(CAARS)の結果、成育歴等から、不注意優勢型ADHDの確定診断を受けています。

特に口頭での指示を頭の中で理解し処理する能力が定型発達基準に比べて低いことが検査の結果から分かっており、後藤自身も自覚。障がい特性をカバーしながらやりがいのある職場を求め、2021年にフルリモート勤務でDMMに入社しました。 現在、彼女が携わるのは会員制コミュニティサービス 「DMMオンラインサロン」の業務。 どのようにサービス運営に携わっているのか? さらに、BC部ではどのように障がい者雇用の業務マネジメントしているのか? 関係者にインタビューしました。


ユーザー数15万人のサービスを支える縁の下の力持ち

オンラインサロンの写真サロン

現在DMMには1,500以上のオンラインサロンがあって、ユーザー数は15万人以上。大規模なサービスを一緒に支えてくださり、いつも本当にありがとうございます!

いえ、こちらこそありがとうございます。オンラインサロンでは、決済・入会時の情報の紐付け、更新が停滞しているサロンオーナーへの連絡、サロン開設希望者への簡易審査などの業務に携わっています。

後藤の写真後藤
オンラインサロンの写真サロン

サービス運営になくてはならない業務ばかりですが、事業部メンバー約10名とのやりとりが行き交う中で、コミュニケーションで大変なことは?

実は”文章で伝える”ことに苦労していました。フルリモート勤務なのでSlackを使ったチャットが中心。前職は対面でのコミュニケーションが主だったので、細かいニュアンスや伝えたい印象を表現できているのか不安でした。今は、Slack機能の絵文字や記号をつけるなど、あまり硬すぎず、人に威圧感を与えない文章を心がけています。

後藤の写真後藤
オンラインサロンの写真サロン

後藤さんがたくさん絵文字を使っているのは、そういう意図だったんですね!後藤さんは岩手、岡田さんは石川、我々サロン部は東京。全国各所での業務ですが、完全フルリモートで連携できているのも納得です!


障がい特性に合わせたサポートで、30部署の業務品質を担保

BC部には全50人の障がい者雇用のメンバーがいて、彼らの業務管理や、教育指導を担当しています。メンバーが日々業務を請け負う中でのフィードバック、改善提案、効率化、業務品質向上のために、一緒に考えながらサポートしています。また、業務の発注先である社内の各部署が困っていないか調査もします。

岡田の写真岡田
オンラインサロンの写真サロン

僕たち事業部にとっても、BC部は欠かせない存在です。現在、どのくらいの数の部署から依頼を受けているのですか?

30ほどの事業部です。DMMは約60の事業を展開しているので、サイトの更新やバナー制作などのデザイン業務、データ入力やチェック作業などサイト運営に関わるもの、その他バックオフィス業務と幅広いですね。50人のメンバーのほとんどが、複数の事業部の仕事を掛け持ちしています。

岡田の写真岡田

オンラインサロンの写真サロン

障がいとひとことで言っても、みなさんそれぞれに異なりますよね。苦手なこともあるかと思いますが、そのあたりの対応工夫がありそうですね。

確かに「スピードが早いがミスをしやすい」「コミュニケーションが得意」など、それぞれの特性があります。新しく入った方には、テスト的な業務からやっていただいて、適正をみながら進めていきます。

各事業から業務を請け負っている以上「品質担保」が肝心。そのために、部内でダブルチェックの体制をとっている業務もあります。ミスを出してしまうメンバーにはセルフチェックができるように指導もしますし、ミスが起きたら「なぜ起きたのか」を話し合って、再発防止に努めています。

岡田の写真岡田
オンラインサロンの写真サロン

岡田さんからは月ごとにBC部メンバーの方の工数管理表を送っていただいていますが、毎回しっかり数値化されていてすごいですよね。

トータル面でしっかり数字をだすと、遅い方には「何かつまづいていることがあるのかな」とか、平均値をみながら「この方はどうして早いんだろう」といった気づきにつながるんです。数値をもとに効率のよいやり方を共有し、事業部との振り返りにも活用しています。

岡田の写真岡田

QAシート、動画見直し、Slack通知停止…不得手を克服する独自の工夫

オンラインサロンの写真サロン

後藤さんは、業務を効率化したり不得意をカバーするために何か意識していることはありますか?

岡田さんに作っていただいた「QAシート」を活用しています。過去の質問も一覧で見られるので、同じ内容はなるべく質問しなくても対応できるように心がけています。ADHDは「注意欠陥や集中しにくい」「タスク管理が苦手」といった障がい特性があるので、近くにノートを置いてとにかく何でもメモをしています。付箋もよく使いますね。

後藤の写真後藤

気軽に質問できるようフォーマット化されたQAシート

その他に、自分でも自覚しているのが、最初に受ける業務のレクチャーに対する理解度が低いこと。レクチャーを受ける際は必ず録画して、とにかく何度もその動画をみて、業務の感覚をつかむようにしています。

また、最近は時間配分の目処がつくようになってきました。もともとマルチタスクが苦手なので、一つの業務を終わらせてから次にいくようにしたり、業務ごとに時間を区切りそれまで他業務の通知は見ないようにSlackの通知を一定期間止めたりしています。この工夫は管理者の皆さんから教えてもらいました。

後藤の写真後藤
オンラインサロンの写真サロン

こうしたアドバイスを行うことはよくあるんですか?

納期までのスケジュールが立てられないメンバーには、朝礼を行いタスク確認を行っています。目視のダブルチェックではスルーしてしまうことがあったので、「目視だけではなく、チェックしたことを入力するまでを業務」として、改善につながることもあります。

岡田の写真岡田
オンラインサロンの写真サロン

日々の試行錯誤があってこその改善ですね。

先日岡田さんに「最近ミスが減ってきましたね」と言われて自信がつきました。日々実感しているからこそ、頑張ろうと思えるんですよね。

後藤の写真後藤

複雑でイレギュラーな業務が「楽しい!」新たな自分を発見

そう言えば、サロンの業務って複雑でイレギュラーなものがとても多いので、苦手な方はどうしても苦手なんですね。けれど後藤さんは「楽しい」と言ってくれていて、それが印象的でした。

岡田の写真岡田

DMMに入社するまでは、単調でミスをしにくい作業が好きだと思っていたのですが、サロンの業務に配属されて、こういった業務も楽しいなと気づきました。意外にイレギュラーなことが好きで、それがうまくハマったのかも。

後藤の写真後藤
オンラインサロンの写真サロン

これまでのお話を聞いていて、BC部からの振り返りや解決策は、事業部のメンバーたちが「普段気に留めずにスルーしてしまっていた目に見えない課題」だと改めて気が付きました。業務の依頼だけでなく、ともに改善までを積み重ねる「パートナー」として、これからもよろしくお願いします!


未来の仲間にメッセージ

「障がいがあって諦めている人がいたら、自分の可能性を信じて働ける場所がここにはあると伝えたいです。私は生きがいを与えてもらいました。みなさんにもぜひ挑戦していただきたいなと思います」


BC部では、不定期で一緒に働く障がい者雇用のメンバーを募集しますので、気になった方はぜひこちらのページもチェックしてみてください!

bc.dmm-corp.com