事業
「断らない救急医療」を支える最新鋭救急車「C-CABIN」導入の決め手とは?〜平塚市民病院とベルリングが実現した理想の救急搬送〜
神奈川県平塚市にある平塚市民病院の救命救急センターでは、年間1万件を超える救急搬送を「断らない救急医療」の理念のもとで受け入れている。 そんな同院は2024年12月、DMMグループの株式会社ベルリングが販売している最新鋭救急車「C-CABIN」を導入した。救急医療の最前線に立つ救急科部長の葉季久雄先生と、救急車メーカーとして革新的な製品開発を続ける株式会社ベルリングの代表取締役山木拓磨に、導入の経緯や現場での活用について話を聞いた。
- 葉 季久雄(ヨウ キクオ)平塚市民病院 診療部長兼救急科部長兼救急外科部長兼救命救急センター長兼栄養科部長
日本外科学会認定外科専門医・指導医、日本救急医学会認定救急科専門医・指導医・評議員など多数の資格を持つ。地元消防本部との関係構築にも尽力し、ソフト面でもハード面でも地域医療の根幹を支える。救命救急センター長に就任当初から、「『命』を繋げる」という理念のもと、救急医療の充実に尽力している。
- 山木 拓磨株式会社ベルリング 代表取締役
大学卒業後、不動産会社に就職するも、中学時代の野球部の先輩だった飯野塁(ベルリング創業者)に誘われ、創業直後のベルリングに入社。営業部門で活躍した後、生産部門も統括。2023年6月をもって代表取締役に就任。