はじめに
DMM.comの2021年新卒開発職向けの技術研修が終了しましたので、振り返りも含めお伝えいたします。
研修の具体的なコンテンツはこちらの記事をご覧ください。
今年のオンライン研修3つのポイント
1.技術領域が異なるメンバーでのチーム編成
今年の新卒も専門性が異なる多種多様なメンバーが集まりました。
技術領域は「サーバーサイド・フロントエンド・iOS・機械学習・アナリスト・データサイエンティスト・SRE・Webデザイナー・CGデザイナー」と、それぞれ異なる専門性を持っていました。
そこで、技術領域をシャッフルしたチーム編成を行い、それぞれが得意分野で力を発揮し、お互いに教え合いながら課題に取り組むことができる状況を作りました。
2.新卒同士のコミュニケーションの場づくり
今年も完全オンライン研修となった為、オンライン環境下での人間関係構築が難題でした。そのため、3ヶ月半の研修で助け合いながらチーム活動ができるように、Discordのサーバーを準備し、研修期間は自由に利用できるようにしました。
研修はZoomによる講義が大半を占めましたが、Discord内でチームビルディングを行い、毎週チームでの振り返りを実施し、技術書の輪読等も行ったことでオンラインでのコミュニケーションが活発に行われるようになったと思います。
3.新卒入社者の講師比率UP
DMMの技術研修は社内のトップエンジニアが講師として関わり、コンテンツの構築とブラッシュアップをしてきました。加えて2019年・2020年に技術研修を受けたメンバーも改善のためにアシスタントなどの立場で多く関わってくれ、昨年10%だった講師の新卒入社者比率は、今年は24%に上昇しました。
毎年恒例となりましたが、研修の一番最後には「もし自分がこの研修を受け持つことになったら、どんな改善を行うか」といった振り返りを行い、翌年の技術研修へつなげていきます。
研修受講者ならではの気付きを取り入れ、技術研修を改善しながら伝承していく文化ができ上がりつつあると実感しています。
研修効果測定結果の分析
研修生は日々の学びの結果を「日報」という形でアウトプットしています。
それにより、定量的に「理解度(本日の学習内容は理解できたか)」「活用度(本日の学習内容を自身の開発に活用できると感じたか)」を取得しています。
また、定性的なコメントも取得し、研修生のコンディション把握や、コンテンツ改善の参考情報にしています。
DMMは内製の研修教材を毎年アップデートしており、改善のサイクルを継続的に回しています。今回は、日報の「理解度」のスコア(1~5)を元に四象限で分析しました。
グレーの点が2020年で、緑の点が2021年のスコア分布です。
▼結果分析の総括
(X軸)理解度のバラツキ:専門性が異なるために発生しており想定内
(Y軸)理解度の平均:コンテンツや運用体制を前年から改善したため、全体的な理解度が高まったと思われる
最後に
オンラインでの3ヶ月半の研修でしたが、自身の強みを発揮し、他者の苦手分野を補いながら研修全体の学びに貢献し切磋琢磨する姿が見られました。
また、講師陣にとっても、教えることを通して様々な学びが得られ、自身の成長のきっかけにもなったはずです。
DMMの継続的な成長に繋がる、開発者の皆さんの今後の活躍を期待しています!