DMMグループの一番深くておもしろいトコロ。
事業

高品質・低価格・ハイデザインのユニフォームを提供する新規事業DMM uniとは?

DMMグループの一番深くておもしろいトコロ。

  • 日野 蓉子(ひの ようこ)DMM uni ディレクター

    2013年に開発ディレクターとしてDMMに入社し、DMM競輪にてシステムディレクターを担当。 その後、「DMMスクラッチ」の立ち上げメンバーとしてリリースまで携わる。 スクラッチのリリース直後、アパレルへの熱意を買われ、ユニフォーム事業に参画。 毎月の給与のほとんどをファッションにつぎ込むファッションモンスターとして社内で有名。

こんにちは!DMM inside編集部です。

今回は、この8月にDMM.comが法人向けにローンチしたばかりの ”オリジナルユニフォーム提供サービス”「DMM uni」でディレクターを務める日野を交えて、サービスの内容などについてご紹介していきます!

DMM uniとはどういったサービスなのでしょうか?

 

DMM uniは、法人向けにお客様のニーズに合わせたオリジナルユニフォームをご提供するサービスです。

老舗アパレル縫製メーカーと提携し、業界特有のネットワークを駆使して、著名デザイナーによるオリジナルデザインのご提案をします。

また、問屋や販売代理店などの中間業者をカットし、独自の流通ルートを確立したことで、既出の品質以上を担保したまま、低価格を実現しました。

職種に合わせた機能性・耐久性を持たせながら、デザインに合わせて生地・素材からご提案いたします。DMM uniは、今までの”ユニフォーム” の概念にとらわれずに、いろいろなご提案をさせていただきます。企業様も着用される社員様も、またそれを目にするお客様にもご満足いただけるオーダーメイドのユニフォームを、企業様の想いを紡いでご提供していきます。

 

なぜユニフォーム事業に参入することになったのでしょうか?

 

不況による経費削減の影響でユニフォームの市場規模は縮小傾向にありましたが、最近はユニフォームの機能性や必要性が見直され、徐々に市場が回復してきているタイミングでもあります。

日本では、労働生産人口が減ってきており、人材確保が難しくなっていると言われています。優秀な人材を獲得するためのツールとして魅力的なユニフォームを提供することによって企業の活動に寄与することができれば、一つの社会貢献になるのではないかなとも考えています。

 

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ユニフォーム業界全体の市場規模が回復している背景には何があるのでしょうか?

 

直接的に収益に結びつかないユニフォームは、単なるコストと受け止められがちでした。しかし、経済成長が伸び悩むなかで企業のブランディングに対する意識が変わり、ユニフォームを重要なブランディングツールと考える企業が増えたからではないかと考えています。

「ユニフォーム効果」と言うのですが、お気に入りの服を着ると気分が上がり、スーツを着ると気持ちが引き締まり、部屋着を着るとリラックスした気分になりますよね。

ある企業では、ユニフォームをデザイン性の高いものに変えたところ、従業員の帰属意識と業務に対するモチベーションが向上し、離職率が低下したそうです。

また、ユニフォームの対外効果についても社会心理学の分野で研究が進んでおり、着ている服の色やデザイン、清潔さなどによって組織に対する印象や評価が大きく変わると言われています。

身近な例で言えば、白衣を着たお医者さんを見れば信頼できたり、制服姿の警察官は見るだけでもちょっと緊張したりしますよね。

同様に、企業が職種や目的に即したユニフォームを導入することができれば、顧客満足度やブランドイメージの向上が図れます。こういった話も含めて、ユニフォームが従業員や社会に与える効果について企業がより意識するようになってきているのではないでしょうか。

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ユニフォームの役割はなんでしょうか?

 

ユニフォームの役割は多岐に渡りますが、大きく3つに分けられると思います。

1つ目は、外にメッセージを伝える役割です。組織への所属、資格の証明といった役割です。

2つ目は、着る人に対して影響を与える役割があります。優れたユニフォームはそれを纏う人の責任感や向上心を増大させます。

最後に、業務利便性です。目的に沿った機能を持ち合わせることで効率的かつ安全に行動することができます。一般衣料と異なり、 "仕事をするための服"である業務用ユニフォームでは機能性や耐久性も十二分に考慮しなければいけません。従業員の安全を守り、生産性を向上させる手助けができるのもユニフォームの重要な役割です。

それらに加えてもちろん、企業イメージの定着や連帯感の創出などにも大きく寄与できますし、ユニフォームが果たすべき役割はまさに多岐に及んでいます。社会全体で労働環境の改善意識が年々高まっているなか、我々が提案するユニフォームがより働きやすい労働環境を整えることに役立てば幸いです。

 

ユニフォーム事業に参入して気がついた点などはありましたか?

 

成功を収めている企業ほどユニフォームに力を入れている傾向があると感じています。

やはりユニフォームは外部に対しての企業の顔にもなり、社員のモチベーションアップにもつながるものなので、目的に適ったユニフォーム取り入れている企業のほうがブランディングや労務管理に対する意識が高いと言えるのではないでしょうか。

 

 今後の展望を教えてください。

 

我々は後発なので、今までの業界の慣習に従っていては勝てないと思っています。

一方で、DMM.makeが3Dプリンターとファッションを融合してパリコレに挑戦したように、先行他社にはないIT企業としての技術や発想力があります。

そういった強みを最大限に生かしながら、アパレル分野の課題をファッションテック(ITを利用したファションアイテムの開発や物流システムの構築)の力で解決していきたいと思っています。

 

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最後に意気込みをどうぞ!

 

企業ごとに打ち出したいカラーや、求められる機能性は当然異なります。

そのすべてを叶えるのは既製のユニフォームではなかなか難しいこともありますが、DMM uniはデザイン性、機能性を兼ね揃えたうえで、それを納得いただける価格でご提供します。これまで、「オーダーメイドのユニフォームは高い」という認識を皆さんお持ちだったと思いますが、その既成概念を壊していきたいです。

サービスに携わっている私たちメンバー自身、アパレルに情熱を持った人間ばかりなので、ユニフォームを通してさまざまな企業を元気にしていきたいですね! チーム一同で「我々が業界全体を盛り上げるぞ!」と考えています。

今日はどうもありがとうございました!

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