DMM.comの、一番深くておもしろいトコロ。

HUAWEI CONNECT 2019 Report (後編)

HUAWEI CONNECT 2019 Report (後編)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

インフラ部配信基盤グループの佐藤です。
前回のレポートでお伝えした上海HUAWEI CONNECT参加に続き、その後は、深センに移動してHUAWEIさんの本社および工場の見学にも参加しました。今回は、経済特区として世界のIT界隈に強く影響を与えている深センと、HUAWEI本社、工場についてレポートします。

深センの印象

経済特区として歴史の長い深セン市は、噂にたがわず様々な面で発展を遂げておりました。驚いたのは市内のEV(電気自動車)の多さです。中国EV最大手のBYD本社がある深センでは、政策によりバスはすべてEVとなっており、タクシーもほぼEVになっている模様。それらはナンバープレートが緑に色分けされており、背面に光るBYDのロゴがあるためすぐにわかります。乗用車はまだまだガソリン車が走っていますが(ナンバープレートが青)、EV推進のためガソリン車用のナンバー発行が100万円くらいするため、走っているのは高級車ばかりといった感じです。移動中の景色からだけでも都市の発展を感じることができました。

f:id:hoshi-hitomi:20191118122811j:plain
バスの背面 BYDのロゴと緑のナンバープレート

HUAWEI本社

ファーウェイ本社は、広い敷地(200万平方メートル!)に複数のセンターが建設され一つの町のような様相でした。R&Dセンター、物流センター、研修センター、製造センターなどA〜Kまでのセンターがあるとのことで、今回は経営管理センターの一部とゲストセンター、工場、R&Dセンターを見学しました。

経営管理センター

経営管理センターの一部の庭…にしてはとても大きい…
f:id:dmminside:20191118110053j:plain

庭を進むと大きな食堂もありました。
f:id:dmminside:20191118104815j:plain

社員食堂 時間が早くほとんど人はおらず
f:id:dmminside:20191118104827j:plain

ゲストセンター

f:id:dmminside:20191118104840j:plain

ゲストセンターはその名のとおりHUAWEIの取り組みや製品紹介がコンパクトにまとめられたブースの集合体となっており、社員の方にアテンドいただき説明を受けながらブースを回っていくスタイルです。
周りを見渡すと、他の日本企業や海外からのゲストも見受けられました。

f:id:dmminside:20191115175623j:plain
Wi-Fi 6のAP

f:id:dmminside:20191115175639j:plain
300kmの遠隔を擬似的に再現した環境でのストレージDR体験

本当に光ファイバーが300km分巻かれていたりします。すごい。

f:id:dmminside:20191115175651j:plain
DCをコンテナ単位で提供するサービスの紹介
電源も温度も、すべてシステムで管理されています。どんどん積んで建物にもできるとか。

f:id:dmminside:20191115175707j:plain
電飾にクラウド(雲の形)が浮かんだオブジェ
ハードのみではなく、クラウドやAIにも幅広く複合的に取り組んでいることが伺えました。

f:id:dmminside:20191115175721j:plain
AIによる監視カメラの顔認識
こちらのAIによる監視カメラの顔認識はかなり精度が高かったです。

各ブースの説明時は純粋にその技術について楽しく見聞きしていましたが、最終的に感じたのは取り扱う技術の範囲の広さとその連携におけるIT企業としての総合力の高さです。

HUAWEI工場の印象とR&Dセンター

DMMのインフラでは様々なベンダーさんの機器を利用しており、HUAWEI製品はサーバやストレージ、スイッチなどで利用しています。購入、保守を通しての日頃からの個人的な感想としては、強い特徴はないものの安価で安定稼働してくれる製品として良いイメージがあります。
日々提供される弊社サービスの基盤として稼働し、我々も保守しているこれらの機器がどのように作られているか確認できる絶好の機会でした。

f:id:dmminside:20191118120015j:plain 携帯機器からサーバーまで幅広く製造しているだけあり、何棟もあります。
おそらく自社の太陽光発電システムやPCSが屋根にたくさん設置されていました。すごい。

このなかから部品受入検査棟とサーバ製造工場を見学させていただきました。

f:id:dmminside:20191115175752j:plainf:id:dmminside:20191115175802j:plain
サーバ製造工場
見えるこの一ラインだけでサーバが製造完了となります。すごいですね。

サーバの行程は大まかに下記のような流れです。

  • マザーボードはんだ付け(自動)
  • CPUはめ込み(自動)
  • メモリ差し込み(自動)
  • ケーブル(手動)
  • ディスク差し込み(自動)
  • エイジング(自動)
  • 梱包(一部手動&自動)

CPU、メモリのラインあたりから各お客さんのオーダリングシステムに合わせてカスタマイズが走るようです。

基本的に内製の組み立てロボットがラインの各所に導入されており、ほぼ自動で作業が進んでいきます。一部自動化のコストが見合わない工程箇所については作業員の方が配置されています。
ラインの改善は日々行われており、現在では400台/日のサーバを生産可能とのこと。またまたすごい。

製造ラインの最後には丁寧にダンボールに梱包されます。

f:id:dmminside:20191118120026j:plain

写真をよく見ていただくとわかりますが、作業員の足元にはマットも敷いてあり、長い立ち作業の疲れを少しでもケアする気遣いが行われていました。
高度に自動化されたジャストインタイム生産方式が採用され、工場の従業員のコンディションケアも十分にされており、自身の中国工場に持つ古いイメージが一新されました…。

最後に見学したR&Dセンターは2015年から建築が進み、去年よりR&Dスタッフが移転しているとのことです。

f:id:dmminside:20191115175813j:plainf:id:dmminside:20191115182733p:plain

各施設がヨーロッパの様々な国を模して作られており、なんと電車で移動をする形です。
規模感がとにかくすごかったです…。

f:id:dmminside:20191118123149j:plain

おわりに

今回のイベント参加及び本社見学を通して、HUAWEIと深センの規模感やその勢いを肌で感じられたこと、製品発注後や運用問い合わせの先にある世界をあらためて見学できたことは、今後の各ベンダーさんとの折衝にとても役立つ学び、知見となりました!
また、国の基盤をベースとしたビックデータ&AIの活用、5Gのリードを含め今後も強く伸びていくことが想像できるHUAWEIの現状を見られたことはかなりの刺激にもなり、自身もますます頑張ろうと思った次第でした…!

DMM.comでは一緒に働いてくれる仲間を募集しています。ご興味のある方はぜひ下記募集ページをご確認ください!
dmm-corp.com