こんにちは! DMM.comにてEngineering Manager をしている植田です。
今回の記事では、DMM Groupにおけるプロダクト開発の勉強会として3/1(月)に開催した「DevLead by DMM Group #3 〜評価制度・育成編(エンジニア・デザイナー)〜」について、当日の様子や登壇内容をお伝えします!
当日の様子
当日の様子についてYouTubeのアーカイブが公開されておりますので、ご興味があればご覧ください。 DMM.comからは4名が登壇しました。 また、勉強会の最後にはパネルディスカッションとして、会場からいただいたQAも含めて評価・育成に関する様々なテーマについても議論がなされました。
本記事では、登壇した4名について1人ずつ紹介していきます。
紙谷 勉「DMMのLC事業部 開発部門における育成と評価について」
トップバッターは、EC&デジタルコンテンツ本部LC事業部にてEngineering Managerをされている紙谷さんでした。
紙谷さんの組織では、期初、期中、期末において1on1を軸としたコミュニケーションのなかで、メンバーのwill/canを考え、個人目標設定をし、評価をしていくという時系列の紹介がありました。評価を終えた後にはフィードバックを行うのですが、フィードバックが十分にできなければ「育成」の観点はなくなり、単なる「査定」の仕組みになってしまうとのこと。だからこそ、フィードバックをしっかりと行っているというお話があり、とても参考になりました。
梅林 良太「DMMエンジニアリングマネージャーの1年間と考えていること」
続いては、EC&デジタルコンテンツ本部電子書籍事業部、同人事業部にてEngineering Managerをされている梅林さんです。
梅林さんの登壇では、評価においては「成果を出している人にはちゃんと報いる」こと、育成においては「どこでも通用する人材を目指す」「強みと弱みを伝えチャレンジを促す」といったことが語られていました。ぜひご一読ください。
齊藤 卓真「DMMデザイナーの人材育成と組織連携」
続いては、エンターテイメント本部デザイン部にて部長をされている齊藤さんです。
齊藤さんの登壇では、デザイン部が特定の事業部だけでなく、複数の事業部のプロジェクトに携わっていく特性から、ビジネスを広く理解して、かつ専門性を深めていける人材育成に取り組んでいるというお話がありました。デザイナーの専門性を深堀りするだけでなく、ビジネス理解をしっかりしていくというのがポイントですね。
安倍 仁士「意欲と能力を高める"仕掛けづくり"への挑戦」
最後は、人事部にて組織開発/人材育成をされている安倍さんです。
安倍さんの登壇では、会社における人事制度の紹介や、特定部門のスキル習得支援のためデータを可視化し提供していること、また、新人育成とメンター成長を目的としたメンタリング施策が紹介されました。また他職種からエンジニアへのスキルコンバートにもトライアルで取り組んでいるという話もあり、人事ならではの施策に、なるほどと思われた方も多いのではないでしょうか。
おわりに
今回は、DevLead by DMM Group #3の開催レポートでした。
このイベントは今後も継続的に開催予定ですので、ぜひご期待ください!