はじめに
2023年9月14日から16日の3日間、エンジニアが主役のAndroidカンファレンス「DroidKaigi 2023」が開催されました。
DMM.com(以下「DMM」)はゴールドスポンサーとして協賛・ブース出展のほか、エンジニア1名が会場運営スタッフ、2名がスピーカーとして登壇もしました。その様子を紹介したいと思います。
DroidKaigi 2023参加レポート
ブース出展しました!
さかのぼること2017年。DMMは、当時「ネットワーク技術協力」というかたちで初めてDroidKaigiの開催を支援させていただきました。2019年以降は毎年ゴールドスポンサーとして協賛し、共に会場内でイベントを盛り上げてきました。そして今年も会場内にDMMブースを出展しました!
DMMブース内でやっていたこと
DMMブースでは、CM『なんでもやってるDMM篇』の再生、ノベルティ配布、質疑応答、DMMオリジナルスタンプを使ったスタンプラリーの対応などを常時2名体制で行っていました。今回のブース出展やお立ち寄りいただいた方々とのコミュニケーションを通じて、「なんでもやってるDMM」が一体どんなことに挑戦しているのか、またDMMが開発している複数のAndroidアプリサービスのことも知ってもらえたらという想いが私たちの中でありました。
DMMブース紹介
今回、DMMブースは下記のアイテムで構成していました。
【DMMブースアイテム】
- DMM TechVisionロゴ入りテーブルクロス
- DMM TechVisionロゴ入りロールアップバナー
- DMM ロゴ入りパネル
- DMM ロゴ入りスタンプ
- 液晶モニターとノート型パソコン
- DMMノベルティ
今回から新しく加わったアイテムがあり、「2」「3」「4」が該当します。特に「2」のロールアップバナーは、今回、DMMのテック文化を形成する『TechVison』のロゴを取り入れています。私たちが日ごろから「当たり前を作り続ける」ために大事にしている5つのバリューを、鮮やかな色とユニークなモチーフで表現したもので、ぜひ多くの方々に知っていただきたいと思いました。
DMMノベルティ紹介
今回は、DMMブースにお立ち寄りいただいた方々へ下記のノベルティをお渡ししていました。
【DMMノベルティ】
- DMM TechVisonステッカー
- DMM ステッカー
- DMM ロゴ入りウェブカメラカバー
- DMM ロゴ入りチロルチョコ
- DMM ロゴ入りウォーター
- A4サイズのチラシ
「3」のウェブカメラカバーは、中央に「DMM.com」と小さく印字されているシンプルなウェブカメラカバーで、DMMブースに立ち寄られた多くの方々に喜んでいただけました。
「4」のチロルチョコは、事前のスタッフ同士の話し合いで「参加する方々はほぼ一日かけて会場内を歩き回ったり、セッションを聞いたりするので、ちょっと一息つきたいときに気軽につまめる一口サイズのお菓子っていいよね!」という流れになり、今回初めてオリジナルチョコを作成してみました。DMMブースへお立ち寄りいただいた一部の方々や社内からも「(包み紙中央の)DMMの印字がかわいい!」というお声が聞けてうれしかったです!
スピーカーとして登壇しました!
今回、コードレビューをテーマに40分のセッションを行いました。
DMMの事例を交えつつ、各チームやエンジニアが工夫していることを紹介しました。
発表後、「参考になった」「悩みに共感した」「新卒に勧めたい」など温かい反応をいただきました。資料も公開していますので、興味のある方は下記リンクよりご覧ください!
▼発表資料
発表後はブース担当と登壇者で記念撮影をしました!
セッションの感想紹介
ブース出展やスピーカー登壇に限らず、多くの社員がDroidKaigiに参加していました。ここではその感想の一部を紹介したいと思います。
これで安心! Compose 時代のDon’t keep activities対応
https://2023.droidkaigi.jp/timetable/494325/
- Compose APIを利用する場合のActivity破棄の考慮については知識が薄かったので勉強になった
- データの保存先別の特徴が表でまとめられていたのがわかりやすかった
- Bundleの保存サイズは50KBが目安というのは知らなかったので意識したい
Unleashing the Power of Android Studio
https://speakerdeck.com/player/2215c728fce44089b3197e28b6cd6284
- 知らなかった機能について知ることができてよかった
- ビルド時にどのタスクやプラグインで時間がかかっているのかがわかるBuild Analyzerや、通信時にアプリが応答を受け取る前に書き換えることができるNetwork Inspectorなど業務で役立つ知識を得られた
- Compose関連の便利機能も多かったので、現在のプロジェクトでComposeを導入したらぜひ使ってみたい
Host-based card emulationで簡単NFC生活
https://speakerdeck.com/player/7772553b95ea490dbc6e9e60d0dd4dc9
- Android端末をカード「リーダー」ではなく、カード自体としてふるまわせるための方法について知ることができ面白かった
- 開発ノウハウが手に入りづらかったり、必要なライブラリを自作しないといけないなどのハードルはあるものの資料を参考にして遊んでみるのも楽しそうだと思った
Kotlin ハイパフォーマンス プログラミング
https://speakerdeck.com/player/e3254567e0214a9da959514643ec549e
- 高速化は全てのアプリにとって重要になるので非常に有益な話だった
- 特にKotlinだと便利だからとパフォーマンスを考えない記述をしてしまうこともあるので、そこを今後のチーム課題としておいてもいいかもしれない
- コードの可読性を高めていくと不要な処理も発見できるので、現在のチーム文化を継続していきたい
Androidの『音』を制御する
https://docs.google.com/presentation/d/1QXpRyWztb2JqkgwYuwId7Gpw5UeIIsqEIuLURxdzv8M/embed?start=false&&slide=id.p
- アプリで音を扱うために必要な知識がわかりやすくまとめられており、勉強になった
- 端末の差異についてもかなり多くの端末について調べてありよかった
- 特に権限の扱いの違いや最大音量の違いは考慮しようと思った
Jetpack Compose の Side-effect を使いこなす
https://speakerdeck.com/player/dc026b897e354542b555d4e584bb9375
- 普段使用頻度が高いSideEffectの理解が進んだ
- Composeの中と外を意識することが大切で、意識する上で、中と外を正しく認識するための知識も大切だということがわかった
カンファレンス支援制度の紹介
DMMでは「カンファレンス支援制度」を導入しています。
カンファレンスの参加にかかる参加費・交通費・宿泊費などの費用を会社が補助することで、エンジニアの皆さんの「カンファレンスに参加したい」という気持ちを後押しします!ほかにも技術職向けの福利厚生がいろいろありますので、興味がある方はぜひ見てみてください。
https://inside.dmm.com/articles/dmm-tech-welfare/
さいごに
DroidKaigi 2023では、DMMとして多くの方と交流することができました。
ブースやセッションに足を運んでくださった皆さん、ありがとうございました!また来年のDroidKaigiでお会いしましょう。