DMMグループの一番深くておもしろいトコロ。
働く人々

MBAにも匹敵!? 60以上の事業データを扱う専門家集団、DMMマーケティング本部

DMMグループの一番深くておもしろいトコロ。

データの専門家集団であるデータ戦略部があり、データドリブンなマーケティングを行なっているDMMマーケティング本部。 60以上に及ぶDMMの事業を横断的に支援しているだけあって、分析レポートを読むだけでMBA以上に得られるものは多いという。 DMMはインハウスでマーケティングの4P戦略すべてを実行しています。そして、自ら旗を振り事業を成長に導けるようなCMOレベルの人材が活躍できる土壌があります。 現場のマネジメントを担う、プロダクトマーケティング部 部長の山形とデータ戦略部 部長の姜(ショウ)に話を聞きました。

  • 山形 知史(やまがた さとし)マーケティング本部 プロダクトマーケティング部 部長

    前職は株式会社メディックスで執行役員、コンシューマーマーケティング本部長としてBtoCアカウントプランナー部隊のマネジメント、MEDIX Marketing Taiwan(海外子会社)の立ち上げ、取締役に従事。 2021年10月DMM入社。プランナーのマネジメントのほか、DMM TVのプロジェクトではプランナーとして戦略立案や全体の進行を担当。

  • 姜 東昱(ショウ トウヨ)マーケティング本部 データ戦略部 部長

    前職は、DMMの前は不動産デベロッパーにて経営企画として、業務改善、M&A、財務管理、IRなどを行う。 2020年12月DMM入社。マーケティングで使用するデータに関する全工程の業務を担うデータ戦略部のマネジメントを担当。

マーケティング本部体制図

4P戦略(マーケティングミックス)すベて内製で行う

自己紹介をお願いします。

山形:入社後は経営企画を担うCOO室の配属となり、約1ヶ月間ほど全社横断的なプロジェクトの進行をサポートしていました。2022年11月からはマーケティングプランナーとしてDMM TVのサポートに入り、そのままマーケティング本部へ異動しました。
現在はプロダクトマーケティング部の部長として、約20名のプランナーのマネジメントのほか、DMM TVのプランナー業務も行っています。

ショウ:自分も入社時はCOO室の配属でした。経営企画のバックグラウンドを活かして、約1年間ほどエンタメ領域における買収企業のPMIなどを支援してきました。マーケティング本部への異動は、2021年6月頃から始まった体制の見直しに伴い、同部へのサポート要請を受けたことがきっかけです。
それまで業務でデータを扱った経験はほとんどなかったのですが、プライベートでデータ分析や統計の勉強をしてきた経験が活かせると思い、2021年8月にマーケティング本部にジョインしました。その後正式に異動し、現在はデータ戦略部のマネジメントを担当しています。

最近手掛けた業務内容について教えてください。

山形:昨年12月1日にローンチしたDMM TVのプロジェクトについてご説明します。自分はプランナーとして、マーケティングの戦略立案や全体の進行を担当してきました。
DMM TVは、DMMのあらゆるサービスを利用できるプラットフォームの形成を念頭に置いてローンチした、経営戦略上極めて重要な位置付けのプロダクトです。動画配信サービス業界はレッドオーシャンですが、事業として成立させるためには一定の利用者数を速やかに獲得する必要がありました。
そこで我々は、今までにどの動画配信サービスも成し得なかった速度で成長することを目指し、発表会やTVCM、デジタル広告などの数々のプロモーションを手掛けました。また、データ戦略部の協力のもと『月額550円』という価格戦略の提案も行いました。
世の中にはプロモーションだけを担うマーケティング部門も多い中で、マーケティングの4P全体に及ぶ動きができるのは、我々の特徴のひとつだと思います。

ショウ:自分は基本的にマネジメントに注力しているため、ここではデータ戦略部の役割について説明したいと思います。
データ戦略部は大きく3つのチームに分かれています。一つ目は、購買データや閲覧データ、会員情報データなどのさまざまなデータを保管するインフラ部分を担当するチーム。二つ目は、データを使いやすくする中間テーブルの作成をするチーム。そして三つ目は、データ分析を行いインサイトを提供するアナリストチームです。
マーケティング施策を考えるにあたって、必要なデータの収集設計から、そのデータを用いた分析までを行う組織と近い距離で仕事をしているのが、DMMのマーケティング組織の大きな特徴の1つではないかと思います。

“Mr.鷹の目”の亀山会長の直下で唯一無二の経験を積む

マーケティング部の特徴を教えてください。

山形:マーケティング本部はショウさんが見ているデータ戦略部の他にも、SEOやデジタルマーケティング、マスマーケティングなどの専門チームを数多く抱えており、全体で約200名を擁しています。
メンバーは各事業部に所属するのではなく、複数の事業を横断的に担当しているため、1社に属していながら非常に幅広い種類の事業に携わることができます。当社にはBtoBの事業もBtoCの事業もありますし、フェーズも0→1のものから1→10、100→110などのあらゆる事業が揃っているので、常に新鮮さを感じながらプロジェクトに関われます。

ショウ:これだけ多くの事業のデータを扱える環境は日本中を見ても極めて稀なのではないでしょうか。先輩たちの蓄積してきた分析レポートを読むだけでも、MBA以上に得られるものは多いかもしれません。
自分の経験を活かすという意味でも、自分の提供価値を高めるという意味でも、マーケティングを極めたい人にとっては非常に良い環境ですね。

テクノロジー、ハードウェア、エンターテインメント、社会課題までさまざまな事業を行っている

DMMの全事業を横串で見れるというのは大きな特徴ですね。

ショウ:そうですね。DMMは今、各事業の成長だけではなくプラットフォームビジネス全体としての成長を目指すフェーズにいます。我々は各事業間でいかにトランザクションを生み出すかを考えるべき立場にいるため、業務を通じて“鷹の目”が養われるのは大きなポイントです。

山形:“鷹の目”といえば、当社の亀山会長はまさに『ミスター鷹の目』です。今までに相当な数の事業を見てきているからこそ、頭の回転の速さや、指摘の鋭さには凄まじいものを感じます。
ちなみに、マーケティング本部は会長直下の組織なので、亀山会長と毎週密にディスカッションをしています。彼の考え方を直接吸収できる立場で働けるのも、マーケティング本部の魅力の一つですね。

圧倒的な予算と“データドリブンなマーケティング”ができる環境がある

マーケティング本部の強みは何ですか?

山形:先ほど「マーケティング本部には複数の専門家集団がいる」と説明しましたが、特にデータの専門家集団であるデータ戦略部を抱えていることは我々の大きな強みです。
多くの企業はデータ関連業務を外注していますが、その場合、見積もり作成や事業説明などによってロスタイムが生じてしまいます。ところがDMMの中には、データの調達や下処理、調理といった一連のプロセスを高いレベルで行える組織があるため、スピード感を持ってやりたいことを実現できます
しかも、DMMのマーケティング本部には他企業とは比べ物にならないほどの潤沢な予算があります。せっかくさまざまな施策を検討しても、予算の制限から確実に成果が出る施策にしか取り組めないという企業が多いなか、DMMではチャレンジングな施策にも積極的に取り組むことができます
我々に与えられている予算の規模は、経営陣を含めて全社的に“データドリブンなマーケティング”への理解が浸透していることの表れだと言えるでしょう。

DMMではデータドリブンなマーケティングを行っている

ショウ:データドリブンなマーケティングができる社風のもと、データ戦略部は事業部と深く関わっています。我々はデータから得られたインサイトを元に事業部に積極的な提案を行いますし、事業のスタートから施策の実行、効果検証まで全てのプロセスに携わっています
データの分野は一つ一つの領域が専門的なスキルを要するため、そこで働くメンバーは特定の分野の専門家になってしまいがちです。しかし、それでは働く側はなかなか満足感を得られないのではないでしょうか。
その点、DMMではプロジェクトのパーツとしてではなく、全体を見ながら業務を推進できるので、やりがいを感じやすい環境だと思います。

山形:一般的に、データ分析のチームは他部門から頼まれたことをする“受託チーム”になる傾向があります。しかしDMMのデータ戦略部は、自分が担当する事業の売り上げを上げるために、自主的な改善提案を進んで行っています。
この自主的なカルチャーは、データ戦略部だけではなくマーケティング本部全体にも当てはまります。事業側から言われたことをやるだけではなく、自分たちでやるべきことを考えて実行できるのは、我々の最大の特徴だと思います。

『本当のマーケティング』がしたい、CMOレベルの人材が活躍できる

マーケティング本部の今後の展望を教えてください。

山形:DMM TVのような各事業だけではなく、それらを束ねたプラットフォームとしての成功をDMM全体が目指しており、マーケティング本部もそこに向かっています。
この目標を達成するためには、各事業が共通して使用している基盤の整備に加えて、CMOレベルの人材が数多く必要です。マーケティング本部では一人ひとりに与えられる裁量が大きいため、自ら旗を振り事業を成長に導けるような人を求めています

最後に、応募を検討している人へのメッセージをお願いします。

ショウ:ドラゴンボールに詳しい人には伝わると思いますが、自分はDMMに来たときに、地球の10倍の重力がかかっている海王星に来たような気持ちになりました(笑)
DMMが抱えている約60の事業は、フェーズも形態もバラバラで、それぞれが素早くPDCAを回しています。だからこそ日々直面する課題は多く、それらに向き合うことで他の環境に身を置いた時の何倍もの速度で成長できます。DMMの環境に適応できれば、この変化の激しい時代を楽しみながら、世の中に価値を提供できるビジネスパーソンになれるのではないかと思います。

山形:DMMに入る前、自分は15年ほど広告代理店に勤めていました。さまざまなクライアントと接する中で感じたのは、世の中には『本当のマーケティング』をできる環境が想像以上に少ないということです。
DMMは本当のマーケティングを実現できる稀有な会社です。しかも自分一人ではなく、数多くの専門家集団の中で経験を重ねていける会社は、極めて稀だと言って良いでしょう。
裁量権を与えられる現場は決して楽ではありません。胆力や意思、スタンスが強く求められます。しかし実際にやってみると、それを補ってあまりある楽しさがあります。『本当のマーケティング』をやりたいと心から願っている人には、きっと満足のいく環境を提供できると思います。

 

 

シェア

一緒に働く仲間を募集しています!

関連する記事

関連する求人

関連するサービス