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【Vtuber取材】CTO直下で研究開発開始ーDMMが考えるVRの未来

【Vtuber取材】CTO直下で研究開発開始ーDMMが考えるVRの未来

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お疲れさまでーす! DMM広報部、バーチャルユーチューバーで電子生命体の『星名こむ』です!

今回は、「CTO直下で研究開発開始ーDMMが考えるVRの未来」と題して、DMMの最新VR事情についてお伝えすべく、DMM inside編集部に代わって記事を書かせていただくことになりました!

ちなみに、私はいつもはDMM20周年キャンペーンの応援大使として、YouTubeで動画を投稿しています。良かったら、チャンネルも見てみてくださいね!

さて、早速ですが、10月にCTOとして新しくDMMに加わった松本にいろいろと聞いていきたいと思います! ちなみに、今日の取材はリアルな人もバーチャルに来れちゃうVRchatで行います!

松本 勇気まつもとゆうき
2018年8月まで株式会社Gunosyにて執行役員 CTOおよび新規事業開発室室長。Gunosy創業直後に入社。これまでニュース配信サービス「グノシー」「ニュースパス」などの立ち上げから規模拡大、また広告配信における機械学習アルゴリズムやアーキテクチャ設計を担当し、幅広い領域の開発を手がける。新規事業開発室担当として、ブロックチェーンやVR/ARといった各種技術の調査・開発を行う。

まつもとくん1号まつもとくんいちごう
松本勇気のリアルアバター。顔が怖いと評判のため、inside編集部判断により自主規制。VRchatで会えるかもしれない。 近日3Dスキャンによるアップデートを予定している。

 

 

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星名こむ)松本さん、よろしくお願いします!

松本)こむちゃん、よろしくお願いします。

星名こむ)DMMは今まで、VRにはどのように取り組んできたのでしょうか?

松本)大きく2つ、横浜のDMM VR THEATERとDMM動画でのVRサービスを展開してきました。DMM VR THEATERは、ヘッドマウントディスプレイも専用の眼鏡も不要なまま、本当にキャラクターがそこにいるかのような演出ができる世界発のホログラフィック劇場として、2015年から展開しています。
また、もう一方のDMM動画では360度動画コンテンツを提供しています。DMM VRプレイヤーアプリでスマホをはじめ、PlayStationVR、Oculus GoなどでVRが楽しめます。昨年と比べて2倍の売り上げを達成しています。

星名こむ)2倍!すごいですね! VRはすごく盛り上がっているんですね!

松本)多い場合は1日に3、4本は新作が公開されますし、DMMのVRはかなり盛り上がっていますよ。具体的なコンテンツだと2.5次元舞台の全編3DVR作品なんかが人気ですね。VR業界全体で言うと、視聴用のデバイスがまだ一般に普及していないので、ここからもまだまだ伸びしろがあると思います。一方で、デバイスが普及してくれば、コンテンツの需要にも幅が出てくると思いますが、VRアプリやゲームを作るための人材やノウハウが不足しているのが課題です。HMD型のVRのUI/UXはまだまだ改良の余地がありますし、DMMとしてこれからどんどんVRのコンテンツをアップデートしていく必要があると思います。

星名こむ)え! チャンス! こむもVRコンテンツクリエイターになれるチャンス!

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松本)そうですね。今ならまだ競争が始まったばかりなので、大きなチャンスがあると思いますよ(笑)。

星名こむ)松本さん自身、かなりのVRファンだとか?

松本)めちゃめちゃやりこんでいますよ。家にVRHMDは何種類もありますし、遊びすぎて壊しちゃって買い替えを検討している機種があるくらいです(笑)。ARですが、話題になったmagic leapも自分で買って触っています。XRの領域はものすごく可能性があると思いますね。

星名こむ)どんなコンテンツをするんですか?

松本)いろいろ遊びますが、一番長くプレイしているのはVRchatかもしれません。VRで遊ぶSNSは、オープンワールドのMMORPGみたいに家にいながらなんでもできるのが優れています。自由度がとても高く、ワールドによって景色やトーンやギミックが全然違うので、新しい刺激がずっと続く感覚があって、とてもワクワクします。世界中の人がいろんなアバターでログインしているので、コミュニケーションも毎回新鮮です。これもやはりデバイスの普及次第では、今までのSNSに置き換わる可能性が十分にあります。

星名こむ)確かに、VR SNSはすごく面白いですよね! こむも先日、VRchatでバーチャルハロウィン脱出ゲームという生放送の企画に参加したんですけど、運営の方が用意した仕掛けがすごく豊富で、一緒に参加した他のバーチャルユーチューバーと交流しながら一緒に謎を解く体験ができてとっても楽しかったです。

松本)そうやってバーチャルユーチューバーと気軽に「会う」ことができるのも、今まではできなかったことですよね。家にいながら「会う」体験、「一緒に謎解きをする」体験ができるVRは、体験ができるデジタルメディアなんですね。

星名こむ)みんなが遊べるようになるためには、デバイスの普及が課題なんですよね。

松本)そうですね。まずはデバイスが普及しないことにはVR業界全体はまだまだです。とはいえ、来春Oculusから発売されると言われているOculus Questには期待していて、グッと一般に普及する可能性があると思います。VRのデバイス普及のカギになるのは

①6DoFスタンドアローン ②低価格 ③キラーコンテンツの3つです。このうち、Oculus Questはまず①をクリアしています。価格も399ドルとのことなので、一般的な家庭用ゲーム機レベルで、②もクリアしていると言っていいと思います。どれほど普及するかによって状況も変わると思いますが、③のキラーコンテンツは後から付いてくるでしょう。

VRのアプリやゲームを作ろうと思った時、やはりデバイスが普及していなければ、せっかく作っても買って遊んでくれる人が少ないので、制作費を回収できないという課題があります。なので、今はまだVRゲームの界隈はインディーズが主流です。

結局はニワトリと卵の現象に陥ってしまうんじゃないか、というところですが、DMMとしてはプラットフォーマーとしてこれを後押ししていく方法を考えていきたいと思っています。

星名こむ)後押しというと、具体的にはどんなことになるんでしょうか?

松本)まずはR&Dとして、CTO直下で研究開発を進めていきます。Oculus Questの普及を見据えて、6DoFのスタンドアローン機でどうやってキラーコンテンツが生まれる土台を作れるか、VRで優れたUI/UXはどういったものなのか、VRでコミュニケーションはどう変化するのかといったことを広く研究し、DMMのサービスを通して来るVR時代を築いていきたいです。既存のサービスに関しても、VRでアップグレードできるものがないか模索していくつもりです。例えば、実写の動画も、6DoF化が実現できれば今まで以上の体験を提供できると思います。すでに6DoFの実写化に必要なライトフィールドカメラなどの技術についても、カメラメーカーなどとディスカッションを始めています。

まだ組織としては立ち上がっていないので、これから具体策に落とし込んでいく予定ですが、まずは5~6人程度のチームを組成したい。我こそは、という人がいれば是非連絡してほしいですね。VRchatで面談します(笑)。

星名こむ)おお、すごいですね! ワクワクします! こむもVR研究費として予算UP狙えますか!?

松本)こむちゃん、でもちょっと数字が厳しいよね(笑)。

星名こむ)グサッ(確かに再生数もチャンネル登録者数も伸びてないです リ´;ω;`D✪

松本)でも確かに、VtuberとVRは親和性が高いから、輝夜月ちゃんが話題になったように、今後Vtuberの音楽ライブとか、Vtuber握手会とか、そういったサービスも広がっていくんじゃないかなと思います。なので、こむちゃんはアイドルを目指したら?。

星名こむ)こむはDMM20周年の応援大使なので、まだまだ広報として頑張ります! でも、歌とか踊りは頑張って練習しておきます・・・

松本)頑張ってください(笑)。

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星名こむ)最後になりますが、今後VRはどうなっていきますか?

松本)ハードはどんどん安くなりますし、モバイル化も進んで自由度が上がっていきます。十分に便利なものになれば、スマホもいらなくなっちゃうかもしれません。リッチなVRは6DoFに加えて嗅覚、触覚、味覚を再現する機能が加わって、今以上の体験ができるようになります。

人間って、身体機能を拡張するためにいろんな道具を作って使ってここまで発展してきているんだけど、VRはそれを極限まで高めて、最終的には身体を置いてどこか行けないところに行っちゃおう、できないことをできるようにしようっていうものだと思うんですよね。だから、文字通りなんでもできるようになると思います。直近だと、例えば3年後とかには、リモートワークでだいたいどんな仕事もできるようになっちゃって、高い土地に住む理由がなくなっちゃうから、都市部から地方へ移住する人が増えたりするんじゃないかな。コミュニケーションもVRで会議とかできるようになってまったく問題なくなると思いますし。

そのころには、今僕がこうしているみたいにこういうCGのアバターもすべての人が持っている時代が来て、年齢とか見た目とかで人を判断するみたいなことができないからもっと本質での付き合いをするようになるんじゃないかとか、今では想像もつかない世の中になっていくんじゃないかなと期待しています。

星名こむ)なるほど、なんだかすごく夢が広がりますね! これからのDMMのVRへの取り組み、楽しみです。

松本)まずはできるところからですが、技術とサービスで貢献できるように頑張っていきます。

星名こむ)本日はどうもありがとうございました!

松本)こちらこそありがとうございました。

 

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