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地方創生マッチング! 自治体さん、自治体とお仕事したい企業さん、必読ですっ!!!!!!!!!

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DMMオンライン展示会が今度は地方創生の展示会をやるらしい。

 

【NEXT 地方創生.オンライン展示会サイト】

 

その証拠に…!

 

 

東京駅の新幹線乗り場近くに「NEXT 地方創生.オンライン展示会」のポスターがドンドンドン!と出ている。

 



この「NEXT 地方創生.オンライン展示会」の出展者は、自治体&官民連携に興味のある民間企業。

 

 

例えばこちらの岡崎市さん。自治体が新規プロジェクトを企業向けに発表する「逆オファー」というイベントにも出るため出展もしてるそうですが…

 

 

……そもそもなんで甲冑着てるんですか!?

 

地方創生のヒントになるかと思ってポスターを見てみたらこの人達は甲冑を着ている。一体どういうことなんだろう? 岡崎市のポスターに出ている熊谷さん、平井さんに聞いてみました。

 

 

■甲冑姿の出展者、岡崎市さんに聞く

――全国から東京に来た人たちが熊谷さんの甲冑姿をご覧になられているわけですがこれは…?

 

:思ったより太ったなと思いましたが、武将の役作りということでご容赦ください……

 

――いえ、あの~、この甲冑はどういうことなんでしょうか?

 

平井:岡崎ではグレート家康公「葵」武将隊という 6 人組が甲冑姿で平日は毎日岡崎公園で観光案内をしていまして、彼らの甲冑を借りてPRしました。

 

――ということは甲冑姿で仕事をしてるわけではないんですね?

 

:ご期待に応えてそうだと言いたいところですが……

 

――さすがに甲冑で事務仕事は現実的でない、と

 

平井:いえ、岡崎市はSDGsに配慮をしていて紙という素材を使った紙甲冑なんですね。なのでそこまで重くもないです。

 

岡崎市役所はこのように甲冑で仕事をしているわけではない

 

――甲冑をSDGs…!? そんな細かいところまで持続可能にしてるんですか……。家康に「グレート」という賛辞がついていたり、平井さんたちの役職名も家康公係とついてますね。

 

平井:岡崎には徳川家康の生誕地がありまして、2023年の大河ドラマが『どうする家康』。岡崎市も家康さんを市全体で盛り上げていこうという体勢になってます。

 

――大河ドラマ、へえ~! じゃあもう今、岡崎といえば家康一色ですね。

 

平井:歴史の面では家康公ですけど、岡崎で活動されているYouTuberの東海オンエアさんがいまして、若い世代には撮影場所の聖地巡礼という形で人気ですね。

 

■そんな家康の街がどう地方創生を?

――徳川家康と東海オンエアがしのぎを削るっているんだ……どういう事態なんだ。その岡崎市さんがこの「NEXT 地方創生.オンライン展示会」に出展でどんなことをするんですか?

 

平井:その辺りはデジタル推進課の鈴木の方から。

 

■地方創生は地方で仕事を作ること

――ということで鈴木さん、そもそもこんなこと聞くのが申し訳ないんですが……地方創生ってあれそもそも何なんですかね? みんな何してるんですか?

 

鈴木:地方創生というのは、東京一極集中をさけて地方に人を増やしていこうという政府の政策です。そのために「まち・ひと・しごと創生総合戦略」というのを内閣府が出していて、でも本当はこれ「しごと・ひと・まち」の順番であるべきなんですよ。仕事があって、人が集い、街を作る。

 

デジタル推進課の鈴木さん、すでに行われた岡崎市さんの逆オファーLIVE配信から

――あ~、なるほど! それじゃ「岡崎市で仕事しましょう!」というのを展示会で訴えるわけですよね?

 

鈴木:そうです、それも2つあって、1つは自治体がお金を出すので自治体周りの課題解決をしてくださいねという形です。

 

――あ~、大きく言えば市役所のトイレ壊れたから業者を呼ぶみたいなイメージのふつうのやつ。

 

鈴木:もう1つは自治体周りは直接関係ないけど、岡崎市にはこういう特徴があるのでご商売されるといいんじゃないでしょうか?とPRすること。

 

――実際、岡崎市で商売するとなにかいいことあるんですか?

 

鈴木:これは岡崎あるあるなんですけど、ちょっとおしゃれなカフェができたら多少行きにくいところであっても車で行って行列ができる。というのは岡崎市を含む西三河というエリアには某大手自動車会社さん始め本社のある大きな会社が多いんですね。あとは大人になってからでも石を投げたら同級生に当たるというのも岡崎あるあるなんですけど。

 

――おやおや!? 2つめのあるあるが物騒ですね!

 

甲冑での出勤風景があるならこんな感じ

 

鈴木:自動車関連の工場がたくさんあって私の中学の同級生にしてもそういうところで働いてるのがたくさんいるんですが、残業してよく売れていればすごい年収があったりするんですよ。そうすると学歴を選ばず地元に残れる。例えばおじいさんおばあさんの近くに息子夫婦と孫がいる三世代同居近居率というのが中核市の中で岡崎市はトップクラスなんですね。

 

■岡崎の課題は近くの人に来てもらうこと

――へ~、産業がしっかりあってお金を持ってる人が多いんですね。

 

鈴木:言ってしまえばそんな人たちがお金の使いどころを探している。西三河の人たちにとって、岡崎は「行きつけのまちなか」でありたい。そのための観光産業であったり街づくりで協力いただける企業さんを探しています。

 

――あれ? 観光も西三河の人たちのためなんですか!?

 

鈴木:愛知県に住んでると、名古屋に行って栄に遊びに行きたいな~と思うことが多いんですが、その縮小版の岡崎でちょっとフラフラしよっかみたいな層を引っ張りたいんですよね。

 

相続の相談をした電話の向こうがこんなだったら……私ならモヤる

――それだと今回具体的にはどういう企業さんに展示会で声をかけてほしいんですか?

 

鈴木:街づくりや再開発の事業者さんや、街を回遊する仕組みでもいいですし。例えば電動のサイクルシェアって地方都市だと採算が合わなくてなかなか根付かないんですよ。でも岡崎は1台あたりの売り上げがダントツ日本一なんですね。15分50円上限1000円の単価なのに3月で1台3万5千円売り上げています。

 

――サイクルシェアの売上は首都圏じゃなく岡崎市が1位…!?

 

鈴木:我々はそれを事業者さんとデータ解析をしています。朝晩の通勤通学は地元の人が使って、昼間は東海オンエアのファンの方が聖地巡礼で使うので、そのタイミングで駅に自転車が集まるようにボート配置を行う。それも民間さんの力借りないとできなかったことなので。

 

市役所と東海オンエアと家康と自動車がこんがらがってなにがなんだかわからない岡崎

――例えばサイクルシェアの企業はもうあるんですよね。まだ募集されるんですか?

 

鈴木:今はとりあえず自転車をやっただけなので。脱炭素やスマートシティの文脈で言うなら、遠くならEV、近くならキックボードと乗り物の選択肢を増やしていきたい。そういう事業者さんに色々入ってもらって将来的には競っていただければと。

■大河ファン向けコンテンツもDMMの展示会で

――だんだん分かってきました。近隣の人を呼び込みたいから仕事をしに来て、と。

鈴木:いえ、岡崎でご商売しませんか? という文脈にももう一つあります。『どうする家康』で大河ドラマファンが岡崎に来ます。行きつけのまちなかでない遠くから来る人をおもてなしするようなコンテンツを必要としています
日本の旅行って宿泊も移動手段も体験コンテンツも全部ちがうサイトを開いて調べないといけなかったりしますが、例えばここを解決するアイデアがあったなら我々はすごく嬉しいです。

 

岡崎市さんの逆オファーLIVE配信から。すがすがしいほどの家康依存っぷり!

――コンテンツというとそれ自体で楽しめるものとかですか?

 

鈴木:例えば岡崎には名所旧跡は山ほどあって、有村架純さんが演じられる築山御前は大体この辺に住んでたみたいな場所があったりするんです。でも実際にそこに物があるわけではない。なのでスマホなりゴーグルなりでバーチャル上に見られるようなご提案があればすぐに飛びつきますね。 DMMさんの展示会は裾野の広いお客さんをたくさんお持ちだと認識してますので、我々にとってはチャンスかなと思ってます。

 

■一つとして同じ都市はない

1,700以上あるなら一つくらいこんなのがあってもいいが…

――事業者さんを呼ぶのって他の市とかぶったりするんですか?

 

鈴木:全国地方創生で事業者さんを呼び込みたいという点においては丸かぶりです。でも例えば大河ドラマ館ができて、その城下町を最近市が100億円ぐらいかけて整備して、みたいな状況を重ね合わせていくと、それはかぶらないんですね。

 

――街づくりってそもそもどんなことしてるんですかね?

 

鈴木:例えば岡崎の街を整備をした結果、コロナ禍以降なのにこれだけ人の出があります。地方都市でまちなかをぷらぷら人が歩いてる状況を作り始めることができているんです。

 

 

――そういう話をよく聞く気がするんですけど、すごいことですか?

 

鈴木歩いてる人が街を育てるんですよ。東京と違ってこちらは自動車依存が高いので。車で移動すると目的地までの間の街が育たないんですね。

 

――あ~、なるほど! そういう視点があるんだ~!

 

鈴木:岡崎市ではそれを支える技術がすでにいくつも入ってます。サイクルシェアもその一つだし、通行人属性推定の人流分析カメラも21 台常設をしてありますし……

 

――スマートシティってやつですね!?

 

鈴木:そうですね。データの活用をしながら行動変容を求めていくのがスマートシティ。それもすべてさっきの「行きつけのまちなか」ということから派生してるんです。

 

――それは色んな分野のスペシャリストと知り合ってく必要がありそうですね。

 

ここまでの流れから筆者がイメージしているスマートシティ岡崎はこんな感じ

■不器用な三河武士を助けてほしい

――「NEXT 地方創生.オンライン展示会」でこんな企業さんに来てほしいなってあります?

 

鈴木自治体って磨けば絶対光るんですよ。その磨けば光るものを自治体自身が気づいてないことがあってなおかつそれを売り出すとことはとても苦手なんです。家康の家臣団、三河武士というのはぶっちゃけ不器用なんですよ。不器用な三河武士がうまくマーケットの中で輝けてないところを事業化して頂きたい。そして贅沢を言っていいなら、自治体と企業さんが手をつないで国の補助制度から予算を取りに行くことができれば。そんなことに協力してくれる企業さんがウェルカムです。

 

逆オファー配信からキャプチャ。わかるぞ…今の私たちならこの画像の意味もわかる…!!

――逆にこんな事業者さんは嫌だな~ってありますか?

 

鈴木地域には地域の特性があり、そこを背景にした課題が存在します。自治体は地域の特性を皆さんにお伝えする立場にありますが、事業者さんには是非、課題の対応策だけではなくて、この市は一体どんな市だろう? と組み入れていただいた上で、ご提案をいただけると嬉しいです。

 

――全部同じ企画書持っていったらすごい怒られそうですね……いや、よくわかりました。地方創生とか街づくりってぼんやりした言葉だな~と思ってたんですが、具体的に何してるのかよくわかりました!

 

不器用な三河武士たちが君たち事業者を待ってるぞ!

「NEXT 地方創生 .オンライン展示会」の開催は2022年6月15日〜17日まで。

↓来場無料のお申込みはこちらから↓

https://online-event.dmm.com/main/page/regional2206/

 

 

聞き手・執筆:大北栄人